「そんな仕事なら やめちゃえば?」の著者の阿部涼さんの1年間の自分探しと天職探しの孤軍奮闘は、30歳代のいまの日本の女性の方々のリアルな悩みなのかな?とオトコの私は思いました。

「そうそう、わたしも・・・」と共感したくなるオモイ・悩みがちりばめられているのだと感じ取りました。そして、著者の阿部涼さんは出会った人、その出会いから少しづつ自分のホントに近づいていきます。

北海道の牧場には阿部ちゃんが勤務するまえにすでにふたりの女性が働いていました。一人は二十歳の女性で阿部ちゃんとすぐに仲良くなり、仕事のことから生活の色々までもやさしく教えてくれる女の子です。牧場の仕事はシンドイのですぐに辞めていく人が多い。

なので、「また辞めたよ~」ということが重なると、教えることがシンドクなるのが普通です。それでも、二十歳先輩は、新しく入ってきた新人には、なるべく親切にしようと決めている。

親切にしていくことで、新人さんの仕事の分担を増やしてもらうと結果、自分も楽ができるから・・と言っている。そう思うことにして、なるべく親切にする!と決めているんですね。

すぐ辞めたくなるほどシンドイ仕事を続けてきたからこそ、なんとか続けていってほしいという励ましの気持ちもきっとその優しさの裏側にあるに違いありません。

そして、もうひとり30歳の女性スタッフがいました。その女性はとっても仕事ができるひと。牛乳を搾るときには、病気の乳から搾乳してはいけません。この病気がかなり多い。その乳を見分けて間違いなく病気ではない方を選んで搾乳していく。

牛乳に菌が入ると売り物になりません。その牛の4つの乳のどちら側の乳からなら搾乳していいか?ということを瞬時に見分け判断し間違うことなく搾乳機に選んで入れる。その30歳のスタッフの搾乳技術を「神業」と評し二十歳先輩は尊敬しています。

仕事ができるひとは得てして仕事への思い入れが強く、自分に厳しいものです。そしてきっと、自分に厳しさを課しているから、「こんなこともできないの?」と周りにもきびしくなるものです。この搾乳技術が神業の先輩は、二十歳先輩よりも、これまでにスタッフが辞めていったことにココロを痛めてもいました。なので、新人にやさしくする、ということができない。

この神業先輩は阿部ちゃんにとって苦手意識のあるひとでした。いつも厳しく怒られる。そして、二十歳先輩ほど話し好きなタイプでもない。ちょっと近寄りがたい、そんな存在でした。

阿部涼さんが方位とりをしたとは私は思いませんが、この神業先輩との出会いで阿部ちゃんは人生を決断します。運命のひとだったのだと私は思います。

神業先輩は、毎日の重労働を終えるとひとり部屋の中でアクセサリーの制作を続けていました。将来はそのデザイナーの仕事を本業にするための資金を貯めるために牧場の仕事をしていました。そんな神業先輩から二十歳先輩は以前こんなことをいわれたことがあるの、と阿部ちゃんに話してくれました。

もし、やりたいことがみつからないなら、子供の頃に時間を忘れて熱中したことや、学生時代のなにげなくやったことで褒められたことを思い出したら・・・」と。二十歳先輩も何かを探しながらこの牧場の仕事をしていたのでしょう。

そして、牧場の仕事を辞めるときに阿部ちゃんは神業先輩にあいさつに伺います。

わたしはやりたいことを前にすると怖気づく性格です。でもあなたはやりたいことをし続けている。「どうしたら、あなたのようにやりたいことを突き進めることができるのでしょうか?」と勇気を出して聞きました。

あたしだって、自分にデザイナーの才能があるなんて思っていない。でも、だからって、あきらめられないからチマチマやってる。家族からは『そんな金にならないことやってバカみたい』って言われる。でも・・・

誰かに反対されて、それであきらめるぐらいなら本当にやりたいことじゃないんだよ。」と言われます。

実は阿部ちゃんは、やりたいことがありました。しかし諦めようとしていた。いまさらライターになれるわけがないと・・・。ところがしかし、やっぱり、自分のホントにやりたいことはライターであったのだとわかります。

出会いをヒントにしながらホントにやりたいことをみつける、というのは1つの王道です。人生に気付いていくための。私もかつて、出会いが大切だと言うことを、「結局人よ・・・」といって人生の先輩から諭されたことがあります。

阿部涼さんは決して簡単な気持ちで19回も転職を繰り返してはいません、たぶん。ごく普通の女の幸せを求めながらその時々での必然の流れの中で職に就き、何がしかのハプニングで、どうしても職をやめざるをえない出来事(悲劇が襲い)で辞めてきました。「こういうことなら、わたしも辞めてるかな?・・・」と頷ける同世代の女性も多いのではないかな?と私は思いました。

人生には、何をやってもうまくいかない時期というのはアルのだと思います。

実は私の大学の先輩から「うちで飲もう・・」と呼ばれて、新婚家庭に泊まりに行ったことがあります。新婚旅行を兼ねて絵描き志望のその先輩は、九州での素描の成果を披露してくれました。かなり飛躍している。自信を得た旅だったのでしょう。調子づいてることが私の目にもわかりました。そして本人も勢いついている。

そうした幸せの時間の中で、結婚のなにげないエピソードの会話の中で、フト「何をやってもうまくいかない時があったけれど・・・」という過去を振り返る言葉を聞いたことがあります。当時の私には、「うまくいかない時期」とはどういうことなのか?実感がなかったので、よくわからなかった。

ところがそれから数年いや十数年経って後、私にも「何をやってもうまくいかない時」というものがありました。「コレがあの『「何をやってもうまくいかない時』ってやつかな?」と思ったものです。

思い通りにいかない。何が原因なのか?わからない。プラス思考でいこう!といくら奮起したり、元気を出してみても、なぜか思ったようにいかない。そうした時期が個人差、程度の差はあっても、人生には必ずあるのだと私は思います。

阿部涼さんの19回の転職というのは、思い通りにいかない、何をやってもうまくいかない時期でした。

阿部ちゃんはカラダが丈夫ではありません。過去に保育施設で働いていた際に園児に蹴られて骨折している。その身で牧場の仕事をすることに不安もありました。実際に3か月の雇用期間であったのに、体調を崩し2か月に短縮してもらうことになっています。腰痛が再発したからです。

仕事を貫徹できなかった、ということに注目すると、今回の経験は「失敗」と言えなくもない。もしかしたら、世間の評価というのは、そうしたものなのでしょう。

でも、わたしには、相当にめずらしい部類の成功体験なのだと思いました。なぜならば、阿部ちゃん自身の悩みの原因を突き止め、未来のすべきことに気付けたからです。

ひとりで、頭の中だけでは解決できないことが人生には必ずある。そのように人生は作られている。

なぜか?

その時に、その人と出会う為に!

そうしたことがアルのだと私は思っています。

あなたにも、何か現状を乗り越えたい何かがあるのなら、思い切って日常を変えていませんか?

そして、ヒトからヒントを得る、受け止めてみると、人生は劇的にうまくいく。
ヒトの言葉を聞き流すのではなく、受け止めてみること。

この夏が、あなたにとって、そうしたキッカケになるとイイですネ!!!!

今回のリゾートで働いてみませんか?シリーズを通しでご覧になりたい方は、ながいですか下記からどうぞ!! 運気が上がって、運命のひとと出会えるとイイですネ!!

この夏休みにリゾートで働いてみませんか? リゾートバイトをしながら運気を上げるこんな方法があるんです!!
この夏休みにリゾートで働いてみませんか? リゾートバイトをしながら運気を上げるこんな方法があるんです!!2
この夏休みにリゾートで働いてみませんか? リゾートバイトをしながら運気を上げるこんな方法があるんです!!3
この夏休みにリゾートで働いてみませんか? リゾートバイトをしながら運気を上げるこんな方法があるんです!!4
この夏休みにリゾートで働いてみませんか? リゾートバイトをしながら運気を上げるこんな方法があるんです!!5
この夏休みにリゾートで働いてみませんか? リゾートバイトをしながら運気を上げるこんな方法があるんです!!6