サイボウズ株式会社の代表取締役社長 青野慶久氏による、若葉マークの社会人に向けた、ちょっと変わった、とっても役立つ面白い本です。

わたしの勤め先でも、サイボウズのソフトでスケジュール管理がされていてるので、ご覧の方が勤める会社でも、きっと、サイボウズのソフトを使っているところがあるのではないかな、と思います。

1度、志望の企業に入社したものの、合わなくて退職してしまった、という方にお勧めしたい1冊です。なぜなら、著者がそうした、大企業に溶け込めなかった方だからです。「こんな私でもなんとかやっています」という章では、子供のころからのご自身のあれこれが、気さくにかたられていて面白いですよ。自分も似たようなところがあるな、とあなたが感じたなら、もしかしたら、起業の方面にあなたの適性があるのかもしれません。

Q&A形式の章立ても面白いですし、ドキッとしたテーマーが、さりげなく記されていて、なかなか使えるんです。基礎編、役立つ実践編、ビジネス情報収集術、健康管理術といった内容で、「大きな目標を立てていませんか?」とか「デキる社員はすぐやると思っていませんか?」とか「やりたいことを探していませんか?」といったテーマがならんでいます。

興味ありませんか?おもしろそうなテーマだけつまみ食いでいいですよ。世にあまた出版されている自己啓発本で語リ尽くされた常識のような事柄も、この著者からは、新しい視点で語られ、読むと納得の内容です。たとえば、「やりたいことを探していませんか?」では「若いうちから、やりたいことが決まっている人というのは、ごく一部です。それ以外のひとはどうすればいいのでしょうか。はっきりとやりたいことが見つからなければ、幸せになれないのでしょうか。私はそうは思いません。・・・ただ、とりあえず、頑張ってみることにしました。

どうせなら頑張ったほうが楽しそうとか、その程度の理由です。すると、どんどん面白くなってきました。・・・」と、新入社員時代の予期せぬ工場勤務で、はたらくオジチャン・オバチャンから、何かを学んでしまいます。

「朝寝坊してませんか?」というくだりでは、30分早く寝ること、必ず効果がでる理由に納得です。あとは自分が受け入れてみるかですね。「夜眠れずに困っていませんか?」というのも、寝たくもないのに、眠くなってしまうシチュエーションを思い出してみる、という面白い方法です。

もし、あなたが、就活中の方なら、「自分をよく見せようとしていませんか?」というテーマが気になるかもしれませんね。「面接では無理に自分をよくみせようとせず、正しい自分を見てもらう。採用する側は、その人が単に優秀かどうかだけではなく、会社に合うか合わないかで判断します。・・・ですから、もし採用にいたらなかったとしても、落ち込む必要はないのです。野球の好きなひとが、間違ってサッカーチームに応募したようなものです。」とあります。

管理人も同感です、採用のプロの目利きにしたがって、違う場所を探しましょう、きっとあるはずですよ。実は、昨日この本を空き時間に読み返していて、この時期に絶好だと思ったことを最後に書きますね。「誰とでも仲良くなろうとしていませんか?」というテーマにこんなことが書いてあります。

「自分の上司、部下、普段一緒に働くひと。それだけの信頼関係があれば、だいたい楽しく働けます。・・・私は、親と仲が良い人を信用します。なぜかというと、きわめて基本的な『家族』という組織で、よい人間関係をつくれていれば、『企業』という組織でもよい人間関係がつくれるのではないかと期待できるからです。子は親を選べません。部下が上司を選べないのに似ています。

そのことを受け入れて、その上で人間関係を作っていけるのは、とても素晴らしい能力だと思うのです。・・・20代の人には、ぜひ親を感動させることにチャレンジしてほしいと思います。・・・すると後日、本人から社内メールがきました。『親に電話を入れたら、感動して親が泣きました。僕も泣きました。』こいつはやるな。伸びるな。そうおもいました。・・・

親のことが好きではない人もいらっしゃるかと思います。そのときは、こう考えてみてください。あなたが嫌いで遠ざけようとしている姿勢が、実は親のやさしさを引き出せていないのではないか、と。・・・誰とでも仲良くならなくてもいい。身近な人と仲良くできる人こと、仕事で成功する人だと思います。」。

母の日、父の日にぜひ、チャレンジしてみましょう。感動体験があるのっていいですよね。わたしもチャレンジしていきますよ!