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優良な就職先、「良い企業」を選ぶことは簡単なことではありません。有名企業や大企業、就職人気ランキングの上位を占める企業なら安心か?というとそうではありません。

世間一般に優良企業と言われている会社の中には、かなりダメな企業があります。表向きは有名であって優良ソーでも。

5700人の社長と会ったカリスマファンドマネージャーの藤野英人さんは、まず第一に「良い会社」とは、「今後成長する会社」と定義しています。

これまでに成長してきた会社でも、いま大きくなっている会社でもなく、今後の成長性のある企業でなければダメということなのでしょう。

でも、よく見聞きしているマスメディアに登場している株価は、じつは日本のすべての企業の実態を表しているわけではありません。

「儲かる会社、つぶれる会社の法則」で藤野英人さんは、「日経平均は死んでいる」と強烈に批判的です。日経平均の株価というのは、大企業の一部の225社の平均株価をいいTOPIXというのは、日本を代表する30社のみの株価の平均値です

Stock Price
Stock Price / Dick Thomas Johnson

藤野英人さんは、まず第一に「良い会社」とは、「今後成長する会社」と定義しています。
では、今後成長する企業とは何で調べればいいのか?

それは、個々の企業の株価でわかります

この10年間で業績を伸ばしている企業は、この10年間の株価の推移が上昇している企業。そうした企業が、今後成長する会社です。正確には近年成長しており投資家が今後も成長すると判断している企業です。まず第一にザックリとした選別、「良い企業」の見分け方についてお話ししました。

次に、経営者、社長についてです。

藤野さんは、きっぱりと「サラリーマン社長の会社は成長できない。」と切り捨てます。

サラリーマン社長というのは、オーナー社長ではない社長のことです。新入社員で入社してトップで出世し社長になるひとはサラリーマン社長といいます。

面接1

ベンチャーから企業して上場したオーナー社長がよいのだと藤野英人さんはいうのです。(ただし、サラリーマン社長にも優れた経営手腕のある社長のいます。でも、下記のような理由に当てはまる社長がほとんどなのだとわたくしはおもいます。)

サラリーマン社長がダメな理由として

自分が選任されている期間をつつがなく乗り切れば良いという思考がまず優先してしまう。
・「みんなで決めた」という形をとって、自分ひとりがたたかれないように根回ししてしまう
・民主的プロセスからは、誰かに嫌われるほどの革新的なものが生み出せない土壌がある。

ということです。会社勤めされた経験のないかたにはピンとこないことばかりかもしれません。

マーフィーの法則に「食べられないものでも、細かく砕くと食べられる。」というのがあるそうです。「食べられないものはいくら小さくしても食べられない・・」と思う方も多いと思います。

mix
mix / EvelynGiggles

お子さんの頃、お母さんから、嫌いな野菜などを細かく刻んで、またはすりおろしておかずに入れられて食べさせられたという経験のある方も多いと思います。

企業経営では、「間違った意思決定でも責任を分散することで通せる」ことになる。または、決定プロセスを細分化することで、結局、責任をとるひとがいなくなり、サラリーマン経営者は安泰、ということはよくあることです。

みんなで決めることにしている会社の社長はヤバイということがすこしお分かり頂けたでしょうか?

では、どのような社長ならイイのか?

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社長が会社の顔になっている企業は成長している、と藤野さんは言います。

具体的な例では、TOPIX30の企業の社長はよくわからないけれど、成長している企業のソフトバンク、楽天、ファーストリテイリング、サーバーエージェントなどには強いリーダーシップをとっている社長がいる。

意思決定が早く出来て、実際の施策のスピード感がより重要になっていくであろうこれからの時代には、やはり、良い意味でのワンマンな部分が必要だとわたしも思います。オーナー社長でなくっても、雇われ社長であっても、強いリーダーシップがとれる企業であることが、良い会社選びには必要です。

leadership
leadership / nist6dh

オーナー経営 =  ワンマン経営  ということをネガティブに見てしまうのが普通なことなのかもしれません。

しかし、サラリーマン社長というのは、どちらかというと、経営者ではなくって「サラリーマン」の部類になると私は思います。経営者は無論、社員であっても起業家精神があることが大切と言われるこれからの時代に、「生き残る企業」を選びたいのであれば、藤野さんの仰ることが正しいとわたしも思います。

テレビにも度々出演されている稲森和夫さん(京セラ創業者でKDDIを作り上げ、日本航空を再建された方で、なぜか中国で信奉者が多いそうです)は、アメーバ経営とよく仰ります。松下幸之助さんが事業部制を編み出し、その進化系がアメーバ経営なのだと私は解釈しています。

Leadership
Leadership / pedrosimoes7

トップダウンで指示待ちな社員ではなく、人体の細胞の1つまでもが経営的な思考で、小さな数人のチームでもコストを考え、利益を考えていく、そうした末端おも経営意識を持った企業体のことをアメーバ経営といいます。

大きくなった、大きくなってしまった企業には、こうした細分化の施策が必要なのでしょうけれど、もともとの中小企業であれば、1つの企業体自体がコンパクトなのだから、より効率的にこれからの時代に対応していけるに違いないと私は日頃から考えています。

これからは、大きくなることが正しい、大きくなるのがイイ企業といったことにもならないだろうと思います。

会社の見極めは、会社説明会や面接の際にじっくり観察することがとても大切です。
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