3.学歴・職歴欄の書き方

 

左側の年にはすべての行で「平成」という元号を記入します。2行目からは「〃」と書きたくなりますが、ここは省略しないで記入する決まりになっています。面倒くさいですか?「ちゃんとしている!」と採用者に思ってもらうためにがんばって省略せずに記入しましょう!

学歴・職歴欄の最初の行には、中央にまず「学歴」と記入します。

次の行からあなたが卒業した小学校を記入します。都道府県から記入して私立・市立などの正式名称を記入します。高等学校からは入学した年月を記入し、その次の行に卒業した年月を記入します。

高校は「・・高校」ではなくって、正式名称の「・・高等学校」と記入します。

高等学校名も卒業のところで「〃」としたくなりますが、省略せずに記入します。めんどくさいですよね?わたしも、「めんどくさいな~『〃』でいいじゃん・・・」と思うんですが、通る履歴書にしたいなら、めげずに記入していきます。

大学に在学中のかたなら、大学名、専攻学部、学科を省略せずに記入していきます。 「職歴」がない方なら、学歴を記入し終えたら、その下の行の右側に「以上」と記入します。学歴はこれでもれなく全部記入しましたと宣言するような意味合いです。これも決まりです。

そして、その下の行に「職歴」と記入して、その下の行に「なし」と記入しましょう。 これまでに、バイトでもパートでも賃金を得る仕事をしてきたなら、一行空けてから「職歴」と中央に記入し、次の行からバイト先名を記入します。「・・・・ 川口駅東口店にてホールスタッフ勤務」などと記入します。

もちろん、辞めた年月も「・・・・ 川口駅東口店にてホールスタッフ 退職」と記入します。職歴の最後には「以上 現在に至る」と記入します。「以上 現在に至る」という表記は学歴のみの方は記入しません。(「なし」のみでいいです)

学生のかたであれば、短期バイトをたくさんしていて書ききれない場合には、今回のお仕事に関連するバイトのみ記入する、でいいんですヨ。 職歴がある場合、会社名の記入で気をつけておきたいのが、前株と後株のどちらが正しいのか?ということです。

「株式会社・・・」という会社の名称を前株、「・・・株式会社」という名称を後株といいます。 会社によって前株の会社と後株の会社があるので確認してから記入しましょう。

4. 自己PR(志望動機)

たとえばコンビニのバイトの応募のときに「コンビニの仕事はできそうなので採用してください。」と単刀直入に書いても面接でそれだけを言っても、聞いている採用者にはなにも伝わりません。見ず知らずの人に突然「わたしを信用してお金を貸してください・・・」と言われてもあなたがお金を貸せないことと同じです。

自己PR文は、「この仕事にわたしは向いていますよ!」ということを、教室で手を挙げて発表するような意気込みで書いていきます。日本人は自慢することが好きではなりません。自己PRは自慢ではなく、あなたが自分自身のことをどのように見ているかということをすこし客観的に書きます。

これまでに資格を取得しているなら、ぜひその資格を書いておきましょう。バイトの履歴書であれば、応募する仕事と関連しない資格でもPRのポイントになります。面接の際の会話のネタにもなるので採用側の話題つくりにもなるんですよ。

部活など経験を活かして応募する場合

部活をしてきた方やしている方なら、そのクラブでどのようなことを学び、努力し成果を上げたのかを記入できるといいでしょう。たとえば、水泳部に所属していてスイミング教室のバイトに応募するなら、お仕事に直結した経験となるので、迷うことなく書くことができると思います。

運動部に所属していて、今度引っ越しのバイトに応募しようという場合「バスケット部に所属し県大会何回戦まで出場しました。副部長を担いながら監督と各部員を取り持ちながらチームワークを高めるために日々部員の相談に乗りながらもモチベーションを高めるための施策を考えて参りました・・・」などとPRしてもいいですね。

部活に所属しているけれど、役職のない普通の部員であったり補欠メンバーであったなら、どのように書けばいいでしょうか? あなたが「あたりまえ」と思っていて普段意識していないことを見直しましょう。 毎週授業以外でスポーツをしているだけでも相当に体力がついているんです。「体力に自信があります!」とPRしていいんです。

なにか監督や部員から褒められた経験はありませんか?思い出しましょう。褒められた言葉を思い出したなら、そこをすこし膨らませて書いていきます。

たとえば、こんな感じ。

「高校に入学してからバレーボール部に所属しています。夏合宿では毎年・・大会を目標にハードな練習に励んできました。

レギュラーになるべく毎日練習に励げみ、少しでも練習での士気を高めるために、誰よりも大きな声で声掛けをしています。 バレーボールは個人技ではなくチームワークが大切で、ピンチの時にはチームひとりひとりの気持ちを保つことがとても大切です。

ちょっとした弱気で形勢が一気に悪くなるので、そうした弱気を払拭していくこともチームが勝つために大切です。応募させて頂く・・というお仕事もスタッフどうしで協力していくお仕事と思いました。

部活と違い、お客様から対価を頂くためにはさらに厳しいこともあると思いますが、これまでのチームワークを大切にした経験が生かせると思います。体力には自信があるので、バックヤードでの荷物の搬入などもはやく身につけられればと思います。」

未経験で自信がないかたの書き方

フード店に応募したいけれど、接客の仕事は初めてという、自信がないけれど、やってみたいという場合には、どのように書けばいいでしょうか?

たとえば、あなたは部活には所属していなくってゲーム大好きでたまに読書するかただとします。自宅近くのファストフード店が通勤にも通学にも都合がいい。 接客に自信はないけれど、今後の就職や、自分自身を変えてみたいという思いからお客さんの込み合うバイトをやってみようかな?とあなたは考えました。

こうした場合はどのように自己PRや志望動機を書いていけばいいのでしょうか?

素直にそのままに書いていくところと、すこし売り込むように書くところを意識して分けて考えて記入していきます

「これまで、引っ込み思案のようなところがありましたが、今後就職して社会に役立つ社会人になるためには、自分を変えていく必要があると思い切って応募させて頂きます。 ファストフード店は、よく利用させて頂いていますが、顧客が喜ぶサービスを提供するうえで、どのような気遣いや配慮をしていくと喜ばれるのかを学び、実践して自信をつけられるまでがんばりたいと考えています。

・・店はいつも休日に友達と利用させて頂いています。他店よりも店員スタッフさんがいつも笑顔でいい雰囲気で迎えてくれるので、そうした接客の仕方を身につけたいと思います・・・」という感じでいいとおもいますよ。

すこし長くかきましたが、こうした内容をPRの欄と志望動機の欄に分けて記入していきましょう。 自己PRの欄に資格を記入してもいいんです。

でも自動車や原付などの資格は「免許・資格」の欄のみに記入します。あまりふくらませられない資格だからです。それ以外の資格ならどんどん自己PRしていきます。 英検でも民間資格でもいいので取得している方はそこに取得した年月を調べなおして記入します。

契約社員や正社員の場合と異なり、バイトの応募の際には、自己PRと志望動機には明確な違いを意識する必要はありません。 自分のことをあなた自身がどのように見ているかということを書き示すことで、あなたがどういう人かがわかるんです

見ず知らずの人であっても、その人の書いた内容と面接で話しをしていくことで徐々に人柄が伝わります。そのためにバイトの履歴書はあるんです。 志望動機も自己PRもあなたの人柄が知りたいために用意されている項目ですよ。

そして、これからの仕事でその自分がどのように向いているとあなたが考えているのかを採用者に理解してもらうために記入していきます。 自分のイイところを書くことがみなさん苦手です。自慢のような感じがすることと、自分のイイところを真面目に表現するのが気恥ずかしいところが、たぶんどなたにもあるものです。

でも応募しようとしたということは実は、「向いている!」とか「できそうだ!」とか「面白そう!」という気持ちが少なからずあったからこそ、そのバイトに応募したいハズです。そこを少しふくらませて書いていく、でいいんですよ。 すこしだけ、そうした自分の気持ちを整理してみましょう。