就活

3月に入って、いよいよ就活本番!と気持ちが引き締まっていらっしゃる方々にむけて。

いろいろなマスコミがランキングといったことで、お祭りのような盛り上がりの雰囲気をかもし出しているように私は感じます。就活生にターゲットを絞った情報戦。

どのような企業に就職するかまでも考えて大学受験をし、希望の大学に入学した方は、これからのお話しの対象にはならないでしょう。

第一志望の大学には残念ながら入学できなかった。泣く泣くいまの大学に入学した。自分がじつは何が向いていたり、やりたいのかがよくわかっていない、といった就活生に向けて書かせていただきます。

ココでまず最初に考えて欲しいことは、大学までの学校選びと会社選びは根本的に異なるということです。大学は偏差値という確固としたモノサシで序列が組まれている。(校風といったものを重視して、似たレベルの大学でもA大学はOK、でもB大学ならNGといった好みで受験された方もいるでしょうけれど)

イイ大学、そうでもない大学といった序列があるのが日本のいまの学歴社会です。なので、なるべく偏差値の高い大学に入りたかったハズなんです。受験とはそうしたものだからです。

企業には偏差値といったものがありません。ホントはあります。決算報告といったものと株価が企業の偏差値です。でも、かなり流動的で定まりのない偏差値なので、よくわからない。

もっと大学の偏差値のようなものはないのか?

そうした需要にこたえるようにして、偏差値のような序列をしてみせます、マスコミが。「学生人気ランキング」とか「年収ランキング」とか「平均勤続年数が何年の会社」といったもの。就活生もモノサシがあったほうがとっかかりやすい。なのでこうした偏差値っぽいモノサシで決めて応募していくのが一般的なのだと私は思います。

マスコミはウケ狙いのようなところがあります。そして、費やした作業時間に見合った効果を期待しています。商売だからです。だから、就活生がどのようなことに関心があって、ならば、どのような情報で攻めていくと効果的なのか?と考えているんです。

大学を受験するときに、その大学の学生に事前にあってお話ししたり、大学のOBの方々に聞いたりして「この大学を受けよう!」と決めたりはしませんね。でも会社に入社する前には、ほとんどの企業では会社説明会をしたり、先輩社員と話しをしたり、なんども面接をしたりします。

就活生を厳選したい。間違いたくない。もったいぶりたい。

なぜなのでしょうか?

4年と38年の差なのだとわたしは思います。

大学は留年してしまう方もいるでしょうけれど、4年間いるだけです。ホントが学問の府ではあるんですが、入学することで目的をホボ得てしまう。大学生活は、通過点と言えなくもありません。

それにひきかえ、就職することは、人生の大部分を過ごす場を得ることです。

それまでの学生とはかなり違ってどっしり収まる度がかなり高い。企業に新卒で正社員で入社すると定年の60才までのおおむね38年間のお付き合いになるんです。結婚相手を選ぶこととよく似ていませんか?

イイ部分も悪い部分もありながらも、ずーっとそこで生活していく。それが前提での就活です。すでに結婚されている方はあまりいないと思いますから、結婚相手ってどのようにして決めるのか?想像してみたこともないかもしれません。

けれど、結婚相手を決めるときに、他人が決めたモノサシで相手を選びたいですか?

年収とか身長とか顔がイイとか、そうしたことも好みはあるでしょうけれど、やっぱり「自分と相性があう。」「話しが合う」「一緒にいると落ち着く」「雰囲気がいい」とかといったことも重要だと思いませんか?

一言で言うと価値観が同じとか似ていること、これがいちばん重要なんです。

こうしたことは数値化できない部分んなんです。

だからこそ、ペーパー試験だけで内定とはいきません。

結婚はいきなりできるものではありません。

恋愛して、お付き合いして、プロポーズして結婚するハズです。

恋愛してお付き合いしていくのが就活です。

プロポーズとは、応募することであり、なんどもなんども面接(求婚)していくこと、そのものです。そして、企業側が受け入れてくれると結婚ではありませんけれど、内定される。

こうして考えてみると、最初にお話しした

「どのような企業に就職するかまでも考えて大学受験をし、希望の大学に入学した方」というのは、どのような自分であり、どのような恋人が欲しいのかがすでにだいぶ決まっているヒトと言えそうです。

「わたしはこうこうこうした人間で」と自分の紹介をしていって、相手の魅力も十分わかっていてすでに惚れ込んでいる。なので、結婚相手がすぐ決まる。

そうではない方は、いまからどうすればいいのか?

自分が「こうこうこういう人間で・・」といったことは机上で考えるものではありません。

企業という異性にアタックしていきながら、ある企業を訪問してみて「こういうタイプは自分には合わないかも・・」と思ったり、別の企業では「ツンとしてるかと思ったけれど会ってみたら案外話しが弾んだな。」といった意外な経験をしながら、本命の恋人を探し当てて、ターゲットとする志望企業を見出してその企業との距離を縮めていくものです。

世間が決めたモノサシに従って結婚すると結果苦労するのは、あなたです。

(そもそも、そんなこと、誰かが決めたことに従うのって、したくないでしょう?)

すこし古い記事になりますけれど、企業研究の仕方をまとめています。よろしかったら、こちらもご覧になってみてくださいネ!

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