社会福祉法人八寿会の本部長松川竜也さんは、収入は努力次第といいます。

1998年に松川竜也さんは福祉系の専門学校を卒業し、介護の仕事に就きます。横浜市にある利用者100人規模の特養を皮切りに、2度転職して3か所の職場を経験しました。

なぜ職場を変わったのか?

というと、よりよい待遇の職場を求めていたわけではなく、「経験のバリエーション」を積むために職場を変えたという。

施設規模が異なる職場を経験し、政令指定都市とそれ以外にある施設の違い、都心型と郊外型といった地域性の違いによってどのような違いがあるのか?といった経験知を積むための転職をしています。

21歳で介護現場に入職したとき、自分にはキャリアも生活経験も圧倒的にたりない。

人の2倍働いてそのギャップを埋めていこうと思いました。

週80時間は働きました。

「週80時間」働くということは毎週40時間残業するということ。40時間X4週と計算すると、月に160時間残業するということになります。ちかごろ流行(はやり)の過労死危険水域である月の残業時間80時間の2倍です。

マスコミやニュースで言われていることと現実の職場にはかなりの隔たりがあります。わたしの経験からおもうことは、年収800万円程度を稼ごうとすると、月160時間程度の残業は普通にされているレベルなのだと思います。

安定成長の中の日本ではコスパの感覚が経営者にはすごくあるので、収入を上げることはどのような業界であっても並み大抵ではありません。

マスコミがはやし立てる「月の残業時間80時間以上は過労死の危険水域」的な情報をあまりにも真っ正直にウノミにしてしまうとスキルアップの機会を喪失しかねません。さらに下手をすると経済的弱者の仲間入りになるのだと思います。

そのキーワードの意味することをしっかり吟味することは大切です。

「月の残業時間80時間以上は・・」といって批判的に考えるひとと、自分の能力を高めて収入を増やすことに注力しているひととでは、その「月の残業時間80時間以上は・・」というキーワードの捉え方が異なります。

自分の能力を高めて収入を増やすことを必死に追い求めることで、その夢は実現できるのだとわたしは思います。(厳しすぎですか?)

わかりやすいたとえになるでしょうか?

オリンピックで優勝して金メダルを取りたい選手が、「コーチ!こんなに練習させられたら体を壊します!」と批判はしないと思いますヨ。

あなたはオリンピック選手になりたいのではないかもしれません。金メダルも欲しくないかもしれない。でも簡単には得られないものを得る、たとえば、年収をいまの倍にしたい、といった夢があるのならば、オリンピックで優勝して金メダルを取りたい選手から見習うことがあるハズです。

オリンピック選手を持ち出すまでもなく、職場で必死に働いている先輩の姿から学ぶことは簡単にできるのだと思います。話しが脱線しました、戻しますネ。

3か所の職場で、現場と管理、施設と住宅、福祉と経営など、介護事業周辺についてひととおり経験します。そんな松川竜也さんは介護の仕事に就いた当初、

「オトコの一生の仕事ではない。」とご両親に猛反対されたことがあるということです。21歳で松川竜也さんが介護業界に入ったころには、介護職員のことを「寮母さん」という習慣があった。女性のする仕事ということが常識のような世界。

初任給は手取り10万円前後。そこでどのようにして給与を上げていけばいいのか?

「給与を上げていくためには、介護業界の全般について知識と経験を積み自分の専門性を高めていくこと。そして介護業界そのものの社会的評価を上げていく必要がある。」と松川竜也さんはいいます。

2012年内閣府では「介護プロフェッショナルのキャリア段位制度」を開始しています。このキャリア段位制度は全国共通の指標で以下のようになっています。

レベル6(最高位) 多様な生活障害を持つ利用者に質の高い介護を実践
レベル5 介護技術の指標や職種連携のリーダー・キーパーソンとなる。
レベル4 チーム内でリーダーシップがとれる。
レベル3 利用者の状態に応じた介護や他の職種との連携がとれる。
レベル2 利用者ニーズや状況の変化に応じた介護の実践基本的な知識・技術を活用した介護を実践
レベル1(最下位) 在宅・施設で働くうえで必要な知識・技術を習得

このようなキャリア段位の指標に基づいて、教育・評価・処遇の3つを連携させた人事評価制度を確立していく傾向が今後一層たかまります。

わたしはこの、「介護プロフェッショナルのキャリア段位制度」は全産業でのキャリアアッププランに通ずると思いました。ひとり専門性を高めているだけではその先は伸びません。リーダーシップやマネジメントというスタッフに目標を指示して、人を束ねる能力はどのようなお仕事でも求められている人物像です。

社会福祉法人八寿会の本部長松川竜也さんは、「自分の子供が成人するころには、職業の人気ランキングに介護業界が入るようにしていきたい。」といいます。

介護業界は賃金が低いと言われるけれど、

わたしは20代で横浜に一戸建ての家を建てることができたし、

仲間たちも30代でマイホ-ムを購入している。

年収700~800万円クラスもいる。努力次第で収入はついてくる。

ともおっしゃります。

介護業界はかなり待遇改善されていて、今後も改善がドンドン進んでいきます。

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