いまのところの、介護関連の企業でのトップ企業は”ニチイ学館”で、続いて通所介護を全国展開している”ツクイ”、デイサービス”そよ風”を展開している”メデカジャパン”、訪問介護が強い”セントケア・ホールディング”、通所と有料老人ホームの”シダー”などが事業展開しています。

20141105_介護歩行

有料老人ホーム事業を展開している企業のトップ企業は、さきごろ顧客情報の漏えいでニュースになった”ベネッセコーポレーション”です。ベネッセコーポレーションが展開している介護事業は”ベネッセスタイルケア”という名称で運営されています。有料老人ホームを運営している企業は、続いて”ベストライフ”や”ワタミの介護”などがあります。

企業内部の人事を外側から知ることはできませんが、上記の企業は(ベストライフを除き)すべて上場企業ですので、会社四季報で社員の平均年収を簡単に調べることができます。

ニチイ学館の社員の平均年収は339万円です。2年前よりも40万円以上も上がっているのですが、まだまだ低い。介護業界は低収入と言われていますが、ニチイ学館という業界トップ企業が社員の年収を低くしてしまっていることでその印象を助長してしまっているのだと私は思います。

一方、ベネッセコーポレーションの平均年収は944万円。介護事業部門の社員が管理職へ進んだり本部で働く道などもあるでしょうから、あなたがこの年収を得る可能性は十分あるのだと思います。

最近売上が不調となったマクドナルドが低調となる前、絶好調な経営を展開した原田泳幸さんがベネッセコーポレーションの社長を現在されています。社長就任直後に情報漏えいでニュースになりましたが、原田泳幸さんによる経営手法によって今後2位以下に大きな差をつけていく独自経営がこのベネッセスタイルケアでも執り行われていくのだと私は思います。

安心して働ける、ということです!

介護のお仕事は”やりがい”のとっても高いお仕事ですから「収入は二の次・・・」といった方々も多いのだと想像しています。ちかごろの若者は、いくら収入が高くっても、ご自分のやりがい、働きがいを大切にしたいという方々もとても多いようですね。

でも私ならばやはり、将来の可能性として年収についても調べて知っておきたい。(仮にわたしがこれから社会に出ていく若者であったならば。)

なぜならば、いまは両親と同居していて家賃や住宅ローンの支払いがなくっても、いずれ結婚したり独立していくこともあるものです。お子さんが生まれると必然、家計にかかるお金も増します。なので、これからの人生設計を立てる上で、ある程度の収入の目安を知っておくことは大切です。

ちなみに、セントケア・ホールディングの平均年収(39.3歳)は504万円で従業員は2396名で売上高320億円、本社は東京都中央区京橋です。”ツクイ”の平均年収は403万円で従業員2903名で売上高は600億円、本社は横浜市港南区となっています。他の上場企業と比較したならば、総じて高くはないのかもしれません。でも、「思ったほど低くもない」と思われるかたも多いのではないでしょうか?

これまでに、この川口市にも介護事業を起業された事業者さんがたくさんありました。零細企業のような介護施設も乱立した時期があります。そうした起業家の方々には先見性はあったのでしょうけれど、経営が下手でした。なので、多くの施設が廃業したり、慢性的な人員不足ともなりました。

需要は高まる一方だったのですが、スタッフには魅力の少ない職場もたくさんありました。経験されたかたには、「いまでも変わりません!」と仰りたい方もいることでしょう。でも、着実に介護業界は進化しており、職員の安心して働ける環境も整ってきています。

こうした介護の仕事の現場は、かつての看護師の職場環境に似ていると私は思います。看護師のお仕事はいまでも大変なのだと思いますが、待遇面はじょじょに改善されてきました。かつての看護師はきつくて厳しいうえに待遇のとても低い仕事でした。最近までの介護職のように。

「社会福祉施設の人材確保・育成に関する調査」によると、特別養護老人ホームの25歳の職員の平均給与は21万0331円ですが、施設長の月給は49万8674円となっています。労働政策研究・研修機構の研究員の堀田聡子さんによると、

「性別、年齢、勤続年数など様々な要素を勘案すると、介護職の賃金水準は全産業の中間からやや上」との分析をされています。

そして、介護のお仕事も国家資格をとって確実にキャリアを高めていくと、現在の看護師と同様な流れに乗ることができるのだとわたしは思っています。

セントケアとツクイは11/23のカイゴジョブフェスタの出展企業となっていますヨ。(カイゴジョブで求人を検索したり、カイゴジョブフェアについての画面へは、登録画面の最下にスクロールして”トップページへ”をクリックしてみてくださいネ)

ベネッセ・スタイルケアは原田泳幸さんが社長に就任する以前から、社員の採用にとても積極的です。介護事業全般についてのホームページは見やすく充実しています。

ベネッセスタイルケアのホームページの介護の採用サイトには、”採用説明会・セミナー”が掲載されています。この採用説明会・セミナーには、”資格をお持ちでない方向け説明会”のスケジュールがずらっと紹介されています。直近では、11/9(日) 14:00~新宿モノリスビル5階で開催されます。(下が地図です)

東京都新宿区西新宿2丁目3番1号

ベネッセスタイルケアが採用に積極的なところは、たとえば、地方から関東地方に就職したい、という方々には、引越し代を10万円まで会社負担で出費してくれる。面接のための交通費も会社負担です。正社員を希望される方であればワンルームの部屋を月額3万円で借りることができます。

どのような企業でも独身寮のかたちでマンションなどを会社が借り上げることがありますが、年齢制限があったりします。ベネッセスタイルケアでは、勤務地に近いお部屋を年齢制限なしで借りることができます。新卒・第二新卒(25歳以下)のかたであれば、これまでの経験を問われません。26歳以上のかたの場合には経験年数1年以上が条件となります。

実家から勤務地へ通える範囲という場合には社宅を借りることができないようです。利用できる条件や借りられる期間などの詳細はぜひ問い合わせしてみてくださいネ!

ちなみに、東京都や首都圏内でベネッセスタイルケアさんが借り上げている間取りの1K(20㎡位)の住宅の家賃は、5~7万円程度ですから、毎月2万~4万円ほど生活費が安くまりますネ。月に2万が節約できると年間24万円、月に4万円の節約ならば48万円の貯蓄をすることもできます。

当ブログでは、おおむね競争著しい大企業への就職をオススメしていません。理由はたくさんあるのですが、たとえば長い目で見ると決して”お得ではない”からです。斜陽産業と化してしまった企業が既得権のみで生きながらえるのも時間の問題でしょうし。昨今ではメガバンクの貸金業という本業がうまくいっていません。本業が赤字部門であったりします。

「いまイイと思える企業に就職するのか?」ということと「将来有望な企業に就職するのか?」ということを天秤にかけたなら、若者ならば「将来有望な企業に就職」したほうがイイ。これから大きくなる可能性のある企業のほうが将来有望な企業なハズです。すでに大企業となってしまった企業は存命の手段としてリストラを実施していることはご存知ではないのでしょうか?

特に就活生にとっては、消耗戦(レッドオーシャンで激戦区)でないブルーオーシャン方面でのラクラク就活をお勧めします。

当ブログでは介護業界はなぜ大手志向なのか??といえば、それは、まだまだブルーオーシャン(採用の部分でゆったりのんびりラクラクな部分がある)な業界だからです。

”仕事自体が大変!”というのも職場の環境整備を整えている大企業であれば、より軽減されており安心ということもあります。

介護業界はまだまだ、かたよった偏見が常識化しているので、採用の部分では競争激化していません。でも、そろそろ待遇改善もされ将来性の高さも分かり出してもきています。企業経営者はわかっています。でも、従業員層には浸透していません。だからこそ、今がチャンスなんですヨ!!(すべて物事にはタイミングがあります。株でも不動産投資でも・・・)

じつは、賢い若者たちは、介護業界の需要の高さをうまく利用して、定期的に仕事を辞めて海外旅行をしたり、語学留学しているツワモノもかなりいます。なぜなら、また日本に帰ってきてもすぐに仕事に就ける業界だからです。ひと昔前のITエンジニアに介護職が似ているのは、その需要の高さにあります。

介護の経験があるだけでも引く手あまたで働き口に困りません。資格を取得しておくと、さらに給与にも反映されていくハズです。

若い方であれば、このようなツワモノのように働いてみるのもアリだと思いますがいかがでしょうか?青春のある一時期、何かをしたいのならば、してみてイイと私は思います。一回きりの人生に、やりたい時にやりたいことはしておくこと。行ってみたいところにはいっておいたほうがイイに決まっています!

人生を謳歌しながらもキャリアアップを図っていくのも人生にメリハリがあっていいのではないでしょうか?

もちろん堅実派のかたがたならば、大企業ならではの教育体制の恩恵を受けて介護業界でのキャリアアップを着実に高めていくこともできます。