ここでは、特に、「好きな分野があまりない。」「どの業界・職種が自分に合っているのかわからない。」
という就活生に、応募する企業を決めていく過程で、つまずかない考え方をお話したいと思います。

どういう仕事に就くかを決めた上で学校に入学している、という方もいらっしゃるかと思います。そして一方で、就活の時期になって、「自分がわからない・・」という方々も多いことと思います。わたしも実は「自分がわからない。なのでどの企業がいいかもわからない・・」といった学生でした。実際にどの企業を選ぶか、ということは昔もいまも、学生にとってむつかしい選択に違いはないのです。

有名大学を卒業見込みで自信マンマンな学生の方は、たぶん、これからの話しには該当しないのかもしれません。

では、「自分はどんな業種や職種にするか?」
といったことをスタートラインにして、
みなさんはこの会社かな?

と当たりを付けて、1つ1つの選び出したその会社が「しっかりしたいい会社なのか?」といったことを念頭にしながら就職先の企業をさがしておられると思います。もしかしたら、有名で知っている企業にとりあえず応募する、ということを繰り返している方もいるでしょうか?

就職関連の学校主催のイベントに足を運んだり、職員のかたの話しを聞いたり
企業研究向けのインターネットサービスや四季報など
就職関連の書籍も読まれていると思います。

ネットを活用して友達との情報交換をしたり、迷いながら、この会社かな?と決め、
とりあえず、ダメモトで優良企業といわれているところにエントリーしてみよう
といったこともされているでしようか。

企業研究をよい企業群だけを上澄みにしてとりあげる、選択枝をせばめてしまうと、結果としてあまり良いことになりません。

自分に合った企業を選ぶということが、第一希望から第二希望へと順位を下げて
選んでいるなら、それはとてもストライクゾ-ンの使い方がよろしくないのではないか?
モチベーションも下がっていき自信もなくなっていく、ということにならばければいいのですが・・・。

企業研究をしていって自分に合った企業を絞り込む方法に、いいも悪いもないのかもしれません。
しかし、あえて、ここでは、「まちがった企業研究」についてお話します。

野球に例えさせてください。あなたはピッチャーです。
打者の前のホームベース上にストライクゾーンがある。

情報があふれる今日(こんにち)の就活生は、このストライクゾーンのほぼど真ん中だけに球を投げるピッチャーに似てきていると私は感じています。大企業病といっている方もいらっしゃいます。

すこしでも「ブラック」臭がする、ネットなどで「ブラックだ・・」とそんなコメントをみかけると、その企業には応募しないでおこう、とする。そうした方々が多いのではないか?と私は推測しています。なぜならば、「火のないところに煙はたたない」と思えるから、でしょうか。

どういうことか?

情報を得れば得るほど、よくない企業ばかりが増えてくる。すると、苦労して決めてみた自分が進むことにした業界のその職種での選べる企業があまり見いだせない。ネタが尽きてっしまった、ということになっていないでしょうか?

たとえば、「ブラック企業」というキーワードでネットを調べていくと、あなたは「どこもかしこもブラックばかり・・」と思っていたりしませんか?

すると、誰でも知っている名の知れた超優良企業に応募して終わり。となっていませんか?こうしたエントリーの仕方はかなりヤバイです。

こうした状況を比喩としてわたしは、「ストライクゾーンのほぼど真ん中だけに球を投げるピッチャーに似てきている」と表現させていただきました。ストライクゾーンのど真ん中だけに球を投げる。確かにソコはストライクです。あなたにとってのストライク。

でもド真ん中だけがホントにあなたにとってのストライクなのでしょうか?

世間で言われているストライク、雑誌やネットで人気の集中している超優良企業が実は、あなたにとってのボールである可能性もある、と考えてみたことはありますか?

ザックリいうと、繁忙期には残業もしっかりするけれど、ほぼ定時で帰宅できて給与も相場より高く社会的信用もあり経営が盤石な企業。上司に気に入られ同期の社員とも仲が良く毎日たのしいビジネスライフが送れるようなそんな環境を求めている。できれば定年までそうした会社で勤め上げたい。そんな自分とそんな企業。

こうした誰にでも頷ける企業に偏りすぎた選び方をあえて「ド真ん中だけをストライクゾーンとしてしまったピッチャー」とわたしは表現してみました。違和感大アリでしょうか?

さまざまな情報や自分の適性などをふまえて、みつけた企業という打者に対して、
ストライクゾーンのど真ん中に、ど真ん中の直球のみで勝負する、といったことになっていないでしょうか?

これは、まちがった選択であり、まちがった挑み方となることがあるのです。

不採用といったことが続いているなら、ストライクゾーンの右側にカーブを投げてもいいんです。高め(的の外周近辺という意味で難易度が高めという意味ではありません)を狙ってみてもいい。低めでもいい。

あなたが今までボールと決めつけてきたソコにストライクゾーンを探してみること。「そんなことできない・・・」でもいいんですが、それでは視野が狭いと私は思います。意識を変える思考を変えることはむつかしい。でも、「そこはボールと思っていたけれど、もしかしたらストライクゾーンにならないかな?」ともっと柔軟に考えてみる時期になっている。

あなたはご自分のストライクゾーンに広がりがある、と考えてみたことがありますか?

もし、「NO!」という方なら、それはあまりにももったいない。ド真ん中の直球だけだと、ダルビッシュだって田中将大選手だって完敗するんです。

面接の際には、「・・業界の・・職を希望しています・・」と回答していきますが、その業界に絞った結果イイ企業がないのならば、他業種のその職種で攻めていっても勿論いいんですヨ!!あえていうと、職種だって変えてイイんです! 目的はあなたに合った企業にあなたが就職できることであって、職種をあきらめないことではありません。

「えっ?業種を決めるのは就職の前提でしょう?」というのはあくまでも就職という結果が導き出せる場合に言えることであって、選択の幅を狭めた結果、「就職できませんでした。」となるのは本末転倒です。目的は、あなたが社会人となって稼ぐ立ち位置を獲得すること。独り立ちできることにあるんですから。

当ブログでお勧めしたい方法は、あなたのストライクゾーンを広げながら、あなたに相性のあったイイ企業に的を絞る方法です。