日本国内には280万社ほどの企業があり、そのうちで利益を上げている優良な企業が9万社あると言われています。そのほとんどの企業は大企業ではありません。中堅企業とか中小企業と言われている企業群です。

冒頭での「特に、『好きな分野はない。』『どの分野が自分に合っているのかわからない。』」といった就活生が決して陥いってはいけないのは、その黒字の企業群9万社の中の極一部の有名な企業1,000社程度で椅子取りゲームをし、競争過多の結果どこにも居場所が見いだせない、といったことになることです。

では、どのようにしたらいいのか?

あなたが、有名大学の出身ではなく自信マンマンの就活生でもないのならば、あえて有名企業。だれでも知っているその企業は、早めに見切りをつけて、中堅の同業のあなたの決めた職種の企業にまず応募していくことです。まず、ムダ打ちで消耗しないため。そして、なるべく早いうちにあなた自身の就職市場での立ち位置をわかっていくために。

十社とか数十社エントリーして全く面接にたどり着けないのであれば、あなたの会社の絞り方は間違っています。書類作成で大きなミスをしている場合もありますが、用意周到に準備していても手ごたえを感じ取れないのならば、応募している企業そのものの選び方に原因があるのかもしれません。

8月に入って内定がでないと焦り出す就活生も多くなるのでしょうか?

わたしならば、ほかの就活生がやらない方法で企業にあたっていきます。なぜならば、競争過多のレッドオーシャンで血みどろの戦いができるほど私は強くありません。なので、競争が少ない、それでいて堅実な企業を選びたい。そうした中堅・中小企業は就職サイトにも満載です。

そうした無名の企業や隠れた優良企業は、ハローワークでも知ることができます。近頃では、ネットのニュース系の情報で、ハローワークで紹介された企業が宜しくなかった・・といった情報が出回った為か、ハローワークに足を向けることはしないという就職希望者が増えている、と実際にハローワークを利用してみて私は感じています。

確かに、ハローワークには、ヤバイ企業も募集しているけれど、イイ企業、隠れた優良企業も募集している。就職支援会社経由で求人しながらも、就職情報サイトにも求人情報を掲載し、さらにハローワークにも求人を掲載している企業は沢山あるんです。そして就活情報サイトには優良の中堅・中小企業の情報が満載なんです。

ザックリとした企業の見立てとしては、企業の総売り上げを社員数で割って一人当たりの売上高を知る方法があります。業態にもよりますが、一人当たりの売上高が1000万円~2000万円以上の企業であれば、標準的にイイ企業と言えます。そこが3000万とか5000万というのは相当に優良な企業です。

なぜならば、あなたが仮に入社するとその企業であなたは1年間に5000万円を売り上げる社員に数年後なっている。売り上げベースですがあなたは「5000万円プレーヤー」になるんでヨ。その売り上げからあなたの年収は差し引かれる。そうした会社から見た経費をすべて差っ引いても利益が出ている企業というのはかなり経営がしっかりしているんです。

将来的にキャリアを積んだ後にもあなたの収入を上げていける根拠となる数値がこの一人当たりの売上高です。一人当たりの売上高が高い企業には、あなたの資質に合わない企業もあると思います。どのような厳しさがあっても収入の高めの企業がイイというかたなら3000万円以上の企業が合っているかもしれません。

大手企業や行政機関に商品を卸している企業では、もしかしたら同じ顧客、同じ製品を長きに渡って取扱い新しさ新鮮味に欠ける仕事なのかもしれません。新しいことに関わりたいというかたにはつまらない仕事であるのかもしれません。同じことをコツコツするのが好きなかたなら逆に向いている企業とも言えるでしょう。

大きくストライクゾーンを広げてみたいかたにとっておきの方法は、東京商工リサーチという信用情報会社が発行している「東商信用録」を利用することです。この東商信用録は株投資や企業に投資したり取引したりする場合に相手先企業の担保を取るために利用されるほかに、就職活動でも利用されている企業一覧で、かなり使えます。

この方法はトッピな方法ではなく、「隠れた名企業54」という書籍や経営コンサルタントの中川三樹さんの著書「かくれた優良企業の見つけ方」でも紹介されている方法です!

そして、この方法は就活生はあまり使っていないハズ。だからこそ利用価値が高いんです。他の就活生との差別化をあなたが図るために。レッドオーシャンの血みどろの競争から抜け出して、あなたにドンピシャのたった1つの企業を選び出すことは意外に簡単です。この東商信用録には信用情報を取り扱っているプロの見立てで企業のランク付けがされています

Aランク、Bランク、Cランクというランキングは企業1つ1つに評価されています。たとえば、昨夜まで夏休みを取られていたテレ朝の報道ステーションという番組のキャスターの古館伊知郎さんが経営している会社も掲載されていて、信用情報なども詳しくみることができるんですヨ!(とても小さい企業でも中堅の企業でも未上場の企業のすべてではありませんが掲載数は圧倒的です!)

たとえば、3日でも1週間でもいいので、この信用録のAランクの企業をあなたがまとめてみる。もっと気合いを入れてBランクまでの企業を調べて、まとめていく。そうしてまとめた企業がいま正社員を募集しているのか、新卒社員を募集しているのかをネット検索でも就職情報サイトでも調べていく

よりブルーオーシャンを望まれるのなら、サイトで募集しているか否かに関わらず、企業に問い合わせしていくことです。なぜならば、有名ではない企業というのは年間を通して人材を募集している企業がかなりあります。「御社に就職を希望している・・ですが、現在正社員の募集をしていますか?一度お会いすることだけでもできないでしょうか?」というプレゼンをしていくと、競争の極端に避けられた応募をすることができます。

するとかなり、これまでとは違った選択肢の広がりを実感することになると思います。この川口市の図書館にも信用録が置かれています。あまり利用されていることがありません。私にとって都合がいいのは図書館にいくとすぐ利用できてしまうこと。でももっとみなさん利用していいんです。

企業の信用情報の専門企業には帝国データバンクや東京商工リサーチなどが有名で、テレビや新聞の全国紙での企業の倒産に関する情報の提供元でもあります。最大のメリットは、第三者機関によって調査された内容、客観的な情報で応募したい企業のホントを知ることができることです。

みんなと同じことをして行って、行き詰まり止まっていると、結果、損をするのはあなた自身なんです!