昨年発売された週刊東洋経済の5/17号「誤解だらけの介護職」には、国の国勢調査に基づいた賃金構造基本統計調査という調査データによって、介護職の賃金体系が他の職種とどのレベルになるか?

くわしく女性同士の平均賃金が比較されています。(勤続年数ごとに分けて比較していますよ)

1位 看護師(勤続1~5年:350万) 看護師(勤続10~14年:430万) 看護師(勤続15年~:460万)
2位 理学療法士・作業療法士 理学療法士・作業療法士 福祉施設介護職員(430万)
3位 歯科衛生士 福祉施設介護職員(370万) 臨床検査技士
4位 臨床検査技士(290万) 臨床検査技士(360万) 理学療法士・作業療法士(400万)
5位 栄養士(260万) 栄養士 保育士(365万)
6位 保育士(255万) 保育士(325万) 栄養士
7位 スーパー店チェッカー(255万) 歯科衛生士 歯科衛生士(350万)
8位 百貨店店員(250万) 販売店店員 百貨店店員
9位 福祉施設介護職員(250万) 百貨店店員(250万:加齢によって年収が下がる傾向にあるようです) 販売店店員(320万)

勤続1~5年、20歳から24歳の介護職の賃金はどうなのか?

女性の場合に限った、各職種での賃金比較を表にしてみました。いちばん左の順位は勤続1~5年で20歳から24歳くらいの方々での比較です。

つねに他を圧倒している職種は看護師ですね。ついで理学療法士・作業療法士が2位。理学療法士・作業療法士というのは、整形外科のリハビリをしている方がたです。国家資格のある方のお仕事です。

3位は歯科衛生士。歯科医院で歯科医の助手をしていたり、歯石を取る簡単な歯の治療などをしています。この勤続5年まででの賃金比較では、介護職は9位とかなり賃金は低い。

勤続10年から14年目(30歳~34歳)、15年以上(35歳~)での介護職の賃金はどうなのか?

まんなかの比較は、勤続10~14年の30歳~34歳の方々の比較です。介護職は10年働き続けると臨床検査技師や栄養士も抜かして3位に浮上していきます。(あくまでも平均値なので例外はもちろんありますヨ)

いちばん右は勤続15年以上で35歳から39歳の統計です。すると介護職は看護師の次の2位になります。この統計は、賃金構造基本統計調査という調査データによるもので、新聞やテレビニュースでも、シンクタンクでの社会情勢の分析でも使われている確かなデータです。

「介護職は賃金が安い!!」とよく言われています。公共放送のニュースなどでも言われています。たしかに、入社間際であれば正しい。

でも勤続年数を重ねるとかなりいい賃金を給与をもらえることは、意外と感ずる方も多いと思います。

実際の金額にすると、女性の介護職の1~5年での年収は250万円程度です。

そこから勤続10~14年では370万円くらいになって、

勤続15年以上になると430万円くらいになります。(女性限定での統計ですよ)

今回の賃金比較はあらゆる職種での比較ではありません。たとえば医者や弁護士などは比較職種にふくまれてはいませんので、2位というのは、取り上げて比較している職種の中での2位なんです。全職種の2位ではありませんけれど、庶民的な普通な方がたの職種の比較でわかりやすいと私は思います。

でも、ながく働くと、保育士や栄養士や歯科衛生士よりも年収が高くなる傾向がある。ながく働くと確実に賃金が上がるのが介護職だ、ということを知って頂きたいんです。

よく言われている「介護職は給与が安い!」は本当なのでしょうか?

介護職は賃金が安い、というのは、入社5年程度までであれば正しいと言えます。(民間の大企業でも最初の給与が標準より低く設定している企業があります。でも年を追って待遇が上がるそんな企業もある。)

勤続年数を考慮せずに、平均年収を算出しても「安い」は正しいと言えるのかもしれません。

けれど、経験を積めばその分の見返りが必ずある。とは言えそうです。

はやく退職してしまう方がたの年収も含めて単純に数値化して平均年収を計算するから、「安く見えている」ダケです。介護のおしごとは人手不足なので、適性のない方やあまり意欲の高くない方も採用されやすい。

結果、そうしたかたがたはすぐ辞めます。人材の出入りが激しいのが介護の職場です。出入りが激しいのは、需要が半端なく多いけれど、スタッフが足りていないことも一因です。介護職に魅力がないから(だけで)辞めてしまうのではありません。

そうしたすぐ辞めてしまうひとの年収は必然的に低い。勤続年数が少ない場合にはどのようなお仕事でも賃金が少ないことにかわりはありません。

平均年収の計算をするときに、そうしたすぐに辞めていった方がたの年収もデータに取り込んでいきます。

だから必然として介護職の年収が低いことにされているんですね。

このことは介護職だから賃金が低い、ということにはならないんです。違和感大アリでしょうか?

あえていうと、他の仕事に就いているベキひとがすこしの間だけ介護の仕事をしていて、その方がたによって「介護職は賃金が低い」といわれのないことを言われてしまう原因を作っている。

悪くはないお仕事の1つである介護職そのものが悪者にされている。介護職を悪者にしてしまっている。わたしはそうのように分析して考えます。そのことに気付いているひとがとってもすくない。じつにモッタイないんですヨ。

勤続年数で年収の推移を調べてみたのが今回のデータ比較です。

じつは介護のおしごとはながく働くと確実に収入が増えていきます

信じなくって結構ですよ。わたしのことは信じなくっていいんです。でも、週刊東洋経済の5/17号「誤解だらけの介護職」の48ページには上記の表のデータがグラフになっていますので、興味のあるかたはご覧になってみてくださいネ!

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