最初に大切なことがあります。「あなたにとって大切なこと」を掘り下げてみてください。
一見、こむずかしくて、とらえどころがないかもしれません。無駄なようですが、これは企業を絞り込む際にも、漁場を見つけていく上でも意味がありますが、一番威力を発揮するのは、面接で、です。


しっかり自分がわかっていると、自信が育っていきます。根っこがしっかりしていると、あなたの発することばに力が出てきます。アドリブができてきます。本心からのことば、借り物でないあなた自身のことばほど、採用者のこころを揺さぶる力はありません。他のライバルに差がつけられます。勝負どころでパワーを出してもらいたいんです。

大切なものがしっかりと捉えられていないと、最後の踏ん張りができない。いいところまでいって、勝負どころで気合がでない。結果、試験でいい人、学校がいい人を無難に採用していきます、人事部の社員も人の子ですから。そこを突破したいなら、やってくださね、絶対に!

採用者のこころを揺さぶるとういうのは、少し大げさかもしれないんですが、気合ってとても大切なんです。相手の無意識の領域に入り込めるところもあります。難しくなりました。「なんかあの学生いいんですよね。好感がもてるんですよ・・・」と採用担当者が上司に提案したくなるように、持っていきたいんです、あなたを。

「就活の神さま」(常見陽平著 WAVE出版)は、一読をお勧めします。とくに希望の職種が決まらない、といった方には、主人公の斎藤晃彦があなたにとってリアルで等身大なキャラを演じてくれています。あなたにとっての大切なことを掘り下げていくための方法もわかりやすいですよ。

「就活の神さま」の、P135には、合説の歩き方について、「早めに会場に行くか、終了前の空いている時間にいくこと。お目当ての企業は予習しておき、できれば質問をすること。・・大学生協主催の合説は、隠れた優良企業も参加するので、おすすめ。」と書かれています。なぜ、企業が合説をしているのか?単純明快、認知度アップ。これだけです。付き合いで出展している企業もあるようですよ。

P103には、幼少期・小学校低学年・小学校高学年・中学校・高校・大学1年・2年・3年・現在といった時期ごとに、印象に残った出来事がなかったか、記入していくことが書かれています。ぜひ、これをまず、やってみてくださいね。実は、キャリアの転職の際にもこうした手法は有効です。忘れていた自分の資産の棚卸しをしていくことで、意外な自分の市場価値を発見できます。脱線しました。

もうこの時期です。動きながらやっていきましょう。2週間とか長くても1か月で導き出せる程度の、「大切なこと」ですよ。考え込んで迷宮入りはしないこと。深く悩むと一生わかりません。そんな時間はありません。ご両親からの育てられ方やおじいちゃんやおばあちゃんから言われてきたことなどが、実はあなたの根っこであったりしますよ。鳥肌体験といった感動経験なんかも思い出しましょう。感動体験を絡めて面接で話すと、とても強烈なインパクトになります。