ここでは、各企業のホームページからも読み取れる内容で、
「いい会社」と判断するためのポイントとその利用の仕方をまとめました。

これまでの実績が年度ごとに成果として表現されているか。

その会社ならではの社会に対する役割が明確で、
企業の理念(理想)が借り物でなく、しっかりと語られているか。

売上高や利益の推移が公開されているか。

会社の沿革がしっかり書かれていること。
現在までの歴史で空白期間がなく記されているか。

以上のポイントが自信をもって正直に記されている会社は
いい会社と判断していいと思います。
この4点がクリアされている企業であれば間違いない、といったある意味では理想論です。

なかなか、中堅・中小企業でこれまでの実績を明記している
ホームページはみつからないかもしれません。


都合が悪いから明記しない場合もありますし、
ホームページの更新に重きをおいていない場合もあります。
都合が悪いから明記していない企業には、それなりの理由があります。

企業ホームページは、あなたのような求職者だけに向けて発信されてはいないので、
同業他社に知られたくない情報は公開しないということも、頭に入れておりましょう。
いい企業であっても、このことはかわりません。

もう一方で、「ホームページの更新に重きをおいていない」企業があります。
凡ての業務の象徴のように、ホームページもいいかげん、といった会社もあります。
企業ホームページを沢山見ていくと、いい加減な会社だな、とわかってくるものです。

それでも、「本業が忙しすぎて、ホームページに手が回っていないのかな?」と
思える企業もあるんです。人数の限られた企業では、部署が明確に切り分けられていない
ことも多いでしょう。ホームページの担当者もいないことも考えられます。
そうした企業であっても、本業では勢いがある会社はあると思います。

たとえば、「杉山フルーツ」という会社の初期のホームページは、社長夫婦が手作りで作成していました。見栄えは決してよくなかったんです。いまでは、マスコミにも取り上げられているとても有名な中小企業ですね。

見栄えが良くなくても、心意気とか情熱とかやさしさといったことが、全身から語られているような言葉で書かれている。見栄えだけではない、ウソのない魅力のあるホームページも
探していくと巡り合います。

なので、ホームページは、その企業を知るためのとっかかり程度と考えて、
実際に橋を渡って、その会社に入り込んで、よーく観察しましょう。
中小企業は、売上や利益、企業規模については、
未上場四季報や商工信用録、帝国データバンクの会社年鑑などで調べることができます。
そのほかにも「優良企業のみつけ方」に関する本が購入できますね。

上場企業が優良で、非上場の企業は2番手以下、ということではありません。たとえば、家電量販店のヨドバシカメラとビッグカメラは、未上場企業と上場企業です。ともに、たまたま、テレビCMが流れているので、わかりやすい例えで選びました。ヨドバシは未上場ですが、売上はビッグカメラより大きいんです。上場できないからしていないんではありません。

上場にはリスクもあります。株を公開するということは、資金が調達できて、最初の2年程は資産が増えます。でも、株主に配当したり、税金を多く収めたり、他の会社に買われるといった負の側面もあります。ブックオフなんかも上場してのち買収されましたね。

通常の企業では、銀行や株で資金を調達して経営します。すべて利息のようなものを加算して、期日までに返済していきます。大手の超優良企業でも、だいたいそんなものです。それでも、借金をせずに経営している企業もある。中堅・中小企業にもそうした企業もあるんです。無借金経営がいちばんいい、といっているのではありません。

ヨドバシカメラのような未上場企業で、CMにも新聞の広告などにも宣伝されていない、学生さんには知られていない。でもとても優秀で優良な企業が沢山あります。広告の必要がないBtoBの企業には、みなさんは知らないけれど、企業間では有名な企業も沢山あります。広告枠が限られているからそうなるんでしょう。広告費も高いですし。広告会社にとっても有利なことがあるでしょう、お得意先が少ないことで・・・。

中堅・中小企業では、まず、オンリーワン企業やシェアNo1企業を探しましょう。すでに、学生さんの中では密かに有名企業になっているとも思いますが、そうした企業を探しましょう。管理人の独断になるかもしてませんが、中小企業は1点ものです。その世界でのNo1企業という探し方をしていくので、業界研究は最小限でいいと思います。その企業にしかできない得意分野というのは業界という捉え方になじまないんです。

話しを戻します。そして、実際に説明会や会社の採用担当の方に
コンタクトした際に、ホームページでうけた印象と
大きくはずれていないこと。これが、とても大事です。

いい意味でづれていたなら大歓迎ですよね。
「あんなにショボイ企業ホームページだったけど、とても雰囲気がいいな、この会社。」という誤算をしてほしいんです。

その上で、なんとなく親しみやすいとか、雰囲気がいいとか、
こわそうだけど、社長が面白い、とかといった
あなたのこころが受け止めた「感じ」で判断して良いと思います。

簡単にまとめると、

ホームページでおおよそのあたりをつけてみて、実際の企業に足を運ぶ。
そして、実際に社員にお会いしてみて、
「堅実な会社と判断できて、自分の居場所がありそうだ」
と思える会社があなたにとっての「いい会社」ということです。

世間様や親せきに自慢できるなら、それに越したことはありません。
でも、「感じ」を感じられることが、あなたに向いていることの
サインと思います。

昨夜(2013年4/23)のNHKのニュースで、合同企業説明会に足を運んでいる学生のニュースが流れていました。私はナガラ視聴していて番組が正確に思い出せませんが、みんなと同じことをしていては、たぶん内定にはたどり着きません。勝負がついているんです。あなたが、超優秀な学生ならばいいんですよ。勝負の勝の方ならば。

もし、会社を探す努力をしていない方が、「まずは、みんなが行っているし。」ということで、なんとなく、あのようなところに行くのではダメです。なんとなく就活をしてみても、結局、なんとなく1年が過ぎてしまうだけでしょう。

それでも、第一志望の企業を受けてみたい、というのは大いに結構です。
平行して、企業研究をしていきましょう。これまでに手ごたえが今1つという方なら、未上場企業に、最初から絞って就活していくこと。

とても効率よく会社にあたっていくと、早い期間で内定がとれると思いますよ。
このブログでは、あまり有名ではない大学の学生さんや、フリーター、ひきこもりぎみ
のような方々にお役立ち頂けることが1つのテーマです。