農業を生業にしようという方は、あまり多くないのかもしれません。

それでも、興味を感じている方は、案外多いのかもしれません。ホワイトカラーといわれている仕事は向いてはいない、だからといって、ブルーカラーの仕事にも興味が沸かない。そんな方には、もしかしたら、自然を相手にするお仕事が向いているのかもしれませんね。

リタイアされた方々が、第二の人生を自然に囲まれた田舎や古民家を改修して、移り住むといったことは、もはや1部の変わり者ではなくて、多くの方々の憧れのような生活になりつつあります。

脱サラして農業をしようか、とお考えの方なら、「農で起業する! 脱サラ農業のススメ」杉山経昌著 築地書館がおすすめです。通信機器でのサラリーマンから、独自の農業を展開して成功されている方で、徹底したデータによる生産管理をされています。

とても面白いのは、時給単価から逆算して、では何をしていくか、と考えていく画期的な農業への取り組み方です。杉山氏は、あらかじめ試算して時給3000円になることしかしていきません。その分、おおいに休む。週休4日というラクラク農業の仕方でもあります。市場単価も分析して、採算に見合う作物をぶどうと確信していきます。

この書籍が書かれたころよりも、いまの方が、テクノロジーは格段に進化しているので、このような方法での農業は、いまの方がしやすいと管理人は思います。理系頭の方には、すんなりうなずける内容も随所にあると思います。 

杉山氏は、農業で成功するための考え方を19世紀的な考え方と21世紀で成功する考え方を比較しながら、まとめています。

19世紀的な考え方

・朝から晩まで身を粉にして働く。
・圃場は隅々まで活用する。
・面積当たりの収量を最大にする。
・作ったものはお上に差し出す。
・十年1日のごとく働く。
・ものづくり100%だけに集中する。

21世紀的考え方

・ゆとりを持って脳を活用
・作業機の効率を優先する。
・時間当たりの生産性を最大にする。
・市場(マーケット)と直接かかわる。
・今日の私は昨日の私とちがう。
・経営のベストミックス(経営管理40%、マーケティング40%、ものづくり20%)

ということです。

随所に、時代が変わったことに敏感な成功者との共通項を感じませんか?

新農業人フェアの詳細は、新農業人フェアからどうぞ!