派遣で仕事をしたいと考えている方もいらっしゃると思います。

この先月、国会では労働者派遣法を変えることが審議され可決成立しています。法律が新しく変わると3年程度での雇い止めといったことが多くなるでしょう。景気が悪化または経営に問題があった際、雇う側にとって人件費削減が比較的しやすい、そうした労働者派遣法に変わるようです。

おおむね35歳以上の方で安定した生活をされたい方ならば、未経験からでも正社員で就職されるのがイイとわたしは考えます。派遣で自由度の高いライフスタイルで働きづづけたいならば、将来的にも必要とされるスタレない人材になれるようなスキルアップが欠かせません。

すこし突っ込んだことを考えます。正社員ならば安泰なのか?ということを。日々利用している電車の改札はホボ自動改札となりましたけれど、むかしは改札には駅員さんが必ず座っていて、きっぷを切っていた。バスを利用されるとバスの正面に「ワンマン」と表示されていることがあります。

いまでは地下鉄でもワンマン運転をしています。なぜ「ワンマン」とわざわざ表示していたり、「この電車はワンマン運転していますので・・」と地下鉄でアナウンスしているかというと、その前まではワンマンではなかったからです。バスの話しに戻すと、バスは必ず2人の乗務員がいたのです。

運転手のほかにもうひとりバスの乗車券を切る車掌さんがいた。その車掌さんはバスがバックするときには、バスガイドさんがしているようにバスの後ろにまわってバスを誘導していた、そんなことが当たり前の時代があったのです。

では21世紀の世の中はどのように変わるのか?ロボットが一層役割を発揮していきます。人工知能の開発は目まぐるしく、先ごろ発売されたソフトバンクの世界初の感情認識パーソナルロボットPepper(ペッパー)は即日完売されています。

グーグルという企業では、自動車の自動運転をかなり本気で実現化していくでしょう。なにがいいたいか?というと、人の仕事が今後もドンドンと機械やロボットに置き換えられていくんです。仕事が劇的にすくなくなる。

これまでのような仕事はなくなるかもしれない世界で、では人はどのように生きていけばいいのでしょう?

自分の得意分野を掘り下げて、副業を充実させていくことは1つの方法です。副業もバイトではたぶんそのバイトもなくなっていく方向に向かうので賢い選択になりません。副業とはいっても起業といったイメージに近い副業になるハズです。

 

こうしたことを考えているのは私だけではありません。京都大学で教鞭をとられているエンジェル投資家の瀧本哲史さんは、武器としての交渉思考 (星海社新書)で交渉術のみが今後生き残れるビジネススキルになるとおっしゃっています。

個人であってもいながらにして稼げることが、ネットの進化によって可能となりました。稼いでいくための得意分野には時間や労力を込めることが不可欠です。

こうしたことまで考えていくと、副業をしていくために自由な時間を確保できる派遣社員という生き方のほうが、自分時間のない正社員の生き方よりも賢い、といえるのかもしれません。

理想は自分時間のある正社員です。

わたしは冒頭部分では、「正社員で就職されるのがイイ」といいました。そしていま、「派遣社員という生き方のほうが、自分時間のない正社員の生き方よりも賢い」といいました。何をもって幸せと感ずるか?どこへ行きたいか?ということは人それぞれです。

なので、人それぞれで何が正しいかということは変わるのだと私は考えます。何を選んでも、メリットばかりなこともデメリットだけということもありません。人生のウエイト、重心の置き方にあわせてひとり一人が選択すべきことがらです。

何をどう選べばいいかがわからない、自由時間に何をしていいかわからない。という方なら迷わず正社員を選びましょう。話しを戻します。

比較的わかい方(20歳代前半)ならば、ご自分の能力を知る、興味のあることを実際にしてみて経験していくことも重要です。期間を決めてあなたの適職を見極めたい、そうした方には派遣をされるのは良いことです。

アルバイトも時間帯を選ぶことができますが、派遣も自由に勤務時間を選ぶことができるんです。派遣会社が勤め先の会社とあなたの間に入ることで、しっかりとした契約がされるので、安心してはたらくことができます。

わたしの職場では事務職の派遣社員の方が働いています。あらかじめ、社員の担当者からどのような仕事内容をしてもらうか、といったことが契約になっています。「これもやって、あれもやって・・・」ということはできません。わたしの会社と派遣元会社の間で契約がかわされています。

派遣ではたらく場合は正社員になるよりも時給が高いことが多いです。

たとえば介護施設の正社員で未経験で入社して初任給が16万円とすると、時給は900円程度になります。(未経験で無資格の場合の給与は16万円程度です。夜勤をしない場合ですヨ)派遣で時給1,200円(実際の時給の標準額とわたしは思います)で同じような働き方をすると211,200円になるので、月に5万円以上派遣のほうが給与が高くなります。

ひとつ気をつけておきたいことは、派遣のお仕事の場合、交通費が支給されない場合が多いということです。往復の交通費はあなたが出費しなければならない場合があるので、一日の日給から交通費を引いた額が実質の日給となります。

まずは、応募する求人では交通費がどうなっているのか?
ソコを確認しましょう。

そして交通費が出ない場合は、いまお住まいのあなたの自宅から近い勤務地の仕事を探すのがイイと思います。

ただし、仕事の内容、経験しておきたいことを重視したい場合もあると思いますので、そうした場合には交通費が出ない求人であれば、月の収入予定額から交通費を引いた額をあらかじめ計算されるとよいでしょう。