管理人が10代の頃に読んで、とても役になった本のうちの1冊です。

正確には、以前紹介した「自己創造の原則」という本でしたが、いま出版されているこの本は、題名を変えて文庫で手に入れることができます。

高校生の頃、とても憂鬱な日々を過ごしていました。何も自らを主体的に行動することが億劫で、思い通りにいかない、歯がゆい、無気力な生活を送っていたと思います。

思春期を過ぎて、何を拠り所に生きていけばいいのか、全く見えない中で、偶然手にした本でした。

この本を読んでいくにつれて、実は、自分にはやりたいことがあるのに、そうしたことに怖気づいている、そうしたことがわかりました。何かを恐れて何かから逃げようとしている自分の心のありように気づきます。

「行動を起こすたびに、その行動の裏にある、動機となる感情、姿勢、信念を強化している。」ということを知りました。たとえば、何か不安感から、外出を億劫に思い、家に籠ると、その不安感が増す、ということです。

そうしたことを毎日毎日繰り返すことで、不安感が増して、恐怖感に変わっていく、そうしたことがわかりました。

たとえば、何かの用事で外出する、そんな簡単なことも、玄関の前で扉を開ける前に、不安感がよぎる。そのまま、外出をあきらめてしまうと、不安な感情を、また強めてします。

恐怖を強めている行動を見つけ、それらをするのをやめる、こと。この例でいうと、籠ることをやめる。

最初は、イヤな気分で落ち着きません。「不安」を正当化するためのあらゆる口実が頭の中をよぎります。でも、思い切って、自分を変えようと思う決意をすると、徐々に、恐怖や不安が静まってきます。

自分の思い癖を破ることに決めて努力していると、これまでの不安や恐怖が心に浮かんできます。ここでポイントとなるのは、そのときの自分自身のどのような判断もそのまま受け止めない、ということです。

管理人の場合は、実践していくと、とても強い恐怖感が体全身を襲いました。それでも、10分くらい、じっとこらえる、堪えると客観的な自分が水面から立ち現れるように姿を現します。徐々に、こころが落ち着いてきます。

抑うつも「くせ」の場合があります。この癖を「やめる」ことによって打ち砕くことができます。抑うつを打ち砕くためには、「やめることをやめる。」ということです。

気持がスッキリするルールを紹介しています。

「やるべきこと」はきちんとやる。

自分の外観を構う。

やりかけた仕事をやめてしまはない。

日々、新しいことを知り、習得する。

できるかぎり挑戦する。

たとえ小さなことであっても、他人に対しては道理にかなった行動をする。

自分の生活を他人の生活と比べない。

以前にしたことがないようなことをしてみる。

エネルギッシュで希望にあふれた人と時を過ごすようにする。

つかの間の充実した一瞬を手放さない。

このうちの1つでも、ご自身のこころに引っかかることを実行に移そうと思ってみてください。

内気を克服する唯一の方法は、「とにかく人に会いなさい、人と話なさい。」
とジョージ・ウェインバーグさんは言い切ります。

そして、「あなたを最もおびえさせる人のことを考えましょう。」実は、一番興味があって関わりたい人を、一番避けようとしてしまう、そうしたことがあります。

具体的な内気克服法としては、

部屋の真ん中に座る。(たとえば映画館でもいいですし、学校の教室でもいいので、意識して中央とか、真ん前に座ってみてください。何かが変わります。)

大きな声で話す。

もし、話しかけて返事がなかったら、繰り返す。

途中で遮られても、自分のいいたかったことを話し終えること。(自分には話す権利がある、というあたりまえのことを正当化していきましょう)

といったことです。

管理人は、大学に入学する前に、何度もこの本を読み返し、この本に書いている、自分にできることを実際に実行に移すことで、自分を大きく変えました。変えていくととても自信がつきます。そして、とても楽しい充実した学生生活を送ることができました。

そのとき誓ったことは、100人の友達をつくる、ということでした。結果は、それ以上にすることができ、1つの成功体験が自信につながりました。

何度も読んで、こころに原因と処方を刻み込んでも、1歩踏み出せない。そんなときにこの言葉で踏み出せました。

「あなたは、自分に強いることによって、行動半径を広げるように努力しなければなりません。自分を守ることは、あなたの恐怖を増大させます。

運を天に任せてやってみることで、その恐怖は減少します。」