Pecha Kucha: Positive Negative Patterns
Pecha Kucha: Positive Negative Patterns / bluekdesign

これから私は母の病院の付き添いです。母は昨年から介護施設にお世話になっていて、施設でなんども骨折しています。それまでに骨粗相しょうと診断されていて治療をしていました。今度は、歯の治療。歯の治療では骨粗相しょうの患者は注意が必要。

骨粗相しょうの薬が歯の治療によって歯にダメージを与えることがあるからです。いま母が服用している薬の副作用で気をつける必要があることを骨粗相しょうの整形外科のお医者さんから今度の歯科医の担当医に手紙を書いていただく。

そのために今日整形外科に付き添います。母が昨年からお世話になっている介護施設では、かなりスタッフがこの1年でかわりました。ある程度経験のあるスタッフが別の会社に転職したようです。

スタッフの入社2年目の28才の男性は私の母と仲が良い。たぶん、わたくしと姓名の名がおなじ字だったことにも理由があるようです。

その入社2年目の28才の男性スタッフは、とっても真面目。一生懸命働くタイプ。なので、将来施設長になるべく、会社の研修に会社の費用で参加してきました。

介護階段

介護施設は3Kな職場とよく言われています。「きつい・汚い・危険」給与も安いと言われています。

ただし、入社2年目で管理職として歩むこともできる。コーした利点もあります。役職がつけばもちろん収入があがる。やめずにいればイイ部分もたくさんあるんです。

いますでに、副施設長くらいの役職になっている。そころが、その入社2年目の28才の男性スタッフは、母に「別の施設に移るから・・」と退職して転職することを考えているという。

先日、そんなことを母の部屋で聞いていると、その彼がお茶をもって現れた。わたしから切り出したのです。

「転職するそうですね。わたしはむかし高齢者福祉施設の生活相談員の募集に応募して浜松まで行ったことがあるの・・・」

と自分の経験を知ってもらいながら、転職するなら、転職支援サービスにまず登録すること、カイゴジョブは埼玉開催と東京開催では出展している企業・福祉法人がかわるから両方に足を運ぶのがよいことなどをお話ししました。

彼は、転職支援サービスには登録しているけれど、カイゴジョブが開催地によって出展企業がかわることを知りませんでした。

そして、いましようとしているのは、ハローワークに行くことなのだそうです。

それからは、わたしは沈黙してしまいました。ハローワークは無料で求人できるので、ピンキリ。いい企業もあるしダメダメな企業もたくさん求人しています。

転職支援サービスから紹介してもらう企業や福祉法人のほうが経営も安定しているし、転職には有利。

その転職支援サービスに登録しているのに、上流から下流にながれるようにしてハローワークで探したい、というのです。

「彼はわかっていないし、焦っているダケ・・」とわたしは判断しました。

ちょうどの頃、「運を支配する (幻冬舎新書)
」という本を読んでいました。マージャンの裏プロで20年間無敗という伝説をもつ、桜井章一さんとサイバーエージェントの社長 藤田晋さんとの対談。

じつは、サイバーエージェントの社長藤田晋さんは昨年のちょうど今頃にマージャンの最高タイトルをとって優勝しています。藤田晋さんは学生のころに桜井章一さんから教えてもらています。マージャンは会社経営に通じる部分があるようです。

その「運を支配する」の、ある文章を、転職について入社2年目の28才の男性スタッフと話していて思い出したのです。

「負けの99%は自滅である。」というコトバ。

転職について入社2年目の28才の彼は自滅しようとしてないかな?とおもったのです。

会社をやめるには時期があります。わたしは中退のような辞め方と卒業してやめる、2種類があると考えています。

中退のような辞め方というのは、自分が伸ばせる伸びシロがたくさんある、いまの職場であっても、ふまんがあっても、自分の気持ち1つで自分の能力を高める部分があるのに、ソコをおろそかにして、辞めてしまうこと。

こうしたひとは、じつはまだ、やめてはいけません。

卒業してやめる、というのは、自分のできうることをすべてやりきった、と思えること。清々しい気持ちをもちつつ辞める。

おなじ退職でもこの2つにはその後の本人にとっておおきな違いとなってあらわれます、たぶん。

入社2年目の28才の彼、施設長や誰かのセーで辞めたいという。そこで最後にわたしは彼に言いました。

「入社2年目で幹部研修に参加できて、施設長になれる可能性も高い。転職してそうしたツキをなくす。ということがあるの・・・」

彼の顔色がすこしかわりました。