最初の会社はホームになる(同期入社の同僚がホームになるからです)けれど、2度目以降の会社はアウェイにしかならない。そんなことを最近フト思いました。(転職した同僚は敵ではなく味方だけれど、企業文化が異なることで価値観の倒錯により転職者の心理状態がアウェイ感を持つ、という意味です。)

スポンサーリンク


サッカーなどの国際大会であれば、日本で開催される試合が日本代表にとってホーム。

敵国で開催される試合は日本代表にとってアウェイ、やりにくい、しっくりいかない、ちょっかいが入る、批判的で厳しい目で囲われている

今年転職してきた同僚がこの2か月ほどで次々と辞めました。ひとりは2年ほどで退職。彼は、別の部署に配属されてい、厳しい局面で先輩から指示・指摘されると決まって、

「やる気がないんですよね・・・」とはぐらかすようなひと。求められている仕事ができない。

お役目御免と部署が変わって私の部署に配属されました。

異動して来た、わたくしの部署でも、仕事の基本として教えたことをしない。自分で考えたアイデアを勝手にしていく

改善している、よく働きたかったのかもしれないけれど、人の指示を聞き素直にやってみる、ということができない人でした。

まずは、現状の仕事の内容と仕事の進め方の基本を習って、言われた通りにやってみて数か月から1年つづけてゆくことで、現状の仕事の仕方の問題点と利点はわかるものです。

早々に、自分で考えたアイデアを勝手にしていくと、これまでに精査して育まれた基本の利点がわからない。その部署の会社全体の中での役割もわかりません

同じこと1つをなんどもなんども指示する。けれど、彼はやらない。首を縦に振らない。

むしろ、新たに配属された新人である彼であるのに、先輩社員の仕事の検証、「それって・・・じゃないんですか?」といちゃもんをつけるようになった。

基本を身につけなければならない時点で、先輩社員の欠点を探し出した。明らかにおかしな行動。

自分のバケツの底を覆って水を満たすために基本があるのに、その基本ができないまま=自分のバケツの底が開いたままで、先輩社員のバケツのキズに文句をつけるように。

異動前の部署で成果を上げることができなかった引け目がこんな形で彼をそうさせたのでしょうけれど。

彼のイチャモンをすべて聞きながら振り払って、彼が落ち着いた時点で、「なぜ、言われたことができないの? まず、基本をしっかり身につけよ!」というと、静かになりました。

決まられていることをしっかりとやるように変わった。

1か月ほど、素直になった時期があり、やっとわかってきたのかな?

と思った束の間、彼は退職を決めたようです。やっとスタートを切りこれから仕事がわかりだすタイミング、仕事の入り口で彼はそれが嫌になった。

彼にとって、この職場はアウェイだったに違いない。
やりにくい、しっくりいかない、ちょっかいが入る、批判的で厳しい目で囲われている。

そのアウェイの中で、信用を得る
1つ1つを耐え忍んで、それまで(前の会社の”正しい”が新しい会社の”正しくはない”ことが普通にあります。)には正しかったことが役に立たないことを知り、新しい価値観に慣れてゆく

転職では最初のアウェイのような場面から少しづつ認められて行って、ある日、信用が積み重なって一人前と受け入れられてホームのように感じる瞬間があります

おおむね1年間はアウェイで戦う。(転職した会社の同僚は味方だけれど、企業文化が異なることで価値観の倒錯により本人の心理状態がアウェイ感を感ずる、という意味です。)

自分と戦う

放し飼いの野犬のような彼は飼い主(新しい会社)と仲の良い愛犬(戦力としての働き手)にはなれなかったようです。今後の道のりは、場を変えても、ちゃんと(放置され残っているので)険しいとわたくしは思いました。