わたしたちのココロの奥底には、先祖から受け継いだものや、生まれてから体験してきた感情の記憶が醸造中の酒のように、熟され、かもされつつ、ドロドロとした液体状態で荒れ狂っている、と無能唱元さんは言っています。この状態を「異熟(いじゅく)」といいます。ここに、ある感情を込めた思いを入れると、この異熟に入り混ぜ合わされます。

そして、ある期間熟成されると、ポンと形あるものとして外に出てきて実を結ぶ。ある日突然、現れるんです。ある日パッと自転車に乗れるようになった、ということと同じです。ある日ピアノが弾けるようになる、ギターが弾けるようになる、言葉がしゃべられるようになる、スキー・スノボーが滑れるようになる、こうしたことと同じです。

毎日の練習のときの、「こうなりたい!」「こういうイメージを出したい!」「できるようになりたい!」という願いが、それまでの、できるようになるまでに阿頼耶識に留まっている証拠がここにあります。阿頼耶識にためこまれた思いが因(いん)となって、すべて整ったときに脳に指令を発して自然に、無意識に手足を動かすのです。みなさん、なんらかの成功体験をされていますね!この文章を読むことも、しゃべることも原理は同じです。しゃべることも読めることも成功体験です。

いまの時点で運が悪いとか滞っている方ならコトバのチカラでまず上向かせます。もちろん、どなたにとってもコトバを大切にしていくことがとても大切です。簡単なところから入るとラクに楽しく続けていくことはできるんで、気持はどーでもいいのでコトバから変えていきます。わたしがやって体験した結果いい方法だからお勧めしています。

何かで失敗したという方なら、まず、ココでリセットしていく。ココというのは年の変わり目のこの時期ということです。リセットとは忘れるということです。忘れると言われてもなかなか忘れることができないのが人間です。いま、TBSラジオでたまたま、枡野俊明さんという御坊さんが「除夜の鐘はリセットするために突いたり聞く」と言われていました。イヤなことを引きずらないで忘れるために除夜の鐘を鳴らすのだそうですよ。コノ年末にリセットするのは絶好のタイミングですネ!!

そこで、人間の脳の特性をうまく利用していく。人は喜びながら泣くことができません。楽しいときに悲しむこともできない。体のカタチとココロも連動している。とても悲しい心持であっても、仁王立ちして両手を天に向けて伸ばして顔を上にあげると、泣くことができません。どうしても悲しめない。自信のない人なら背筋を伸ばしていくだけで変わります。外出したら胸を張ることに決めるとグット人生が変わります。

言葉だけでも変えていけます。楽しいとか嬉しい方向に思いを向けていくといずれイヤを忘れていけるんです。なので、プラス志向の言葉を口癖になるまで、ブツブツ言っていくことに決めます。決めてください!!声に出さなくてもいいんです。声に出すと効果は高まります。でも恥ずかしいならココロの中でつぶやいていく。

1週間と決めて悲しんでもいんですヨ。泣いても全然問題ありません。でも期限を切ってから以下の行動に切り替えます。切り替えることに決めます。決めてください。決めるんですよ。

全然楽しくなくってもいいので「楽しい!」とココロの中でつぶやくんです。泣きたくなるような心でありながら「うれしい。」とつぶやくんです。くやしくて眠れない夜に「ありがとう。」とつぶやくんです。絶対に許せないひとがいるのに「許します。」とつぶやくんですよ。何かで失敗して悪いことになったとしても、何一つできる自信がなくっても「やってやれないことはない!やらずにできるわけがない!」とつぶやくんです。人生を成功したいなら「わたしは成功する!」とつぶやきます。

なぜこんなにつぶやくのか?ココで人生を停滞してしまうと不運になるからです。不幸になるからです。人生に失敗するからです。頭も悪くなるからです。人からも疎遠になってしまうからです。マイナスの思いが続くとこれまでよりももっとその色合いが濃くなるからです。悲しい人にもっと悲しいことが起きてしまいます。こうしたことは、わたしも体験してきました。阿頼耶識は怖いんです。善悪の判断無く実現化してしまう。

ただ現実化してしまうんです。ほっておくと、負の感情を貯めこむと、最初は薄いベジューのような心模様がどんどんブラックに変質していくからです。運に見放される前にリセットして、運を呼び寄せていくことはできるんですヨ!!必ずデス!!!

これまでの不安とか自信がないとか悲しいといった感情。怒りとかくすぶっていた気持ち。そうした感情・気持ちが、ある日あるときパッと変わるのを実感する。そんな瞬間が必ず訪れます。だいたい1000回つぶやくとそうなります。面白いからひとは笑います。楽しいから楽しいと感ずる。でも、これって受け身なんですね。親があやすから赤ん坊の自分が楽しいというのと同じと思いませんか?

子供っぽいという意味です。少し怖い顔でからかっただけですぐに大泣きしてしまう赤ちゃんと同じではありませんか?いいことがあると嬉しい、というのは日ごろの当たり前の常識的なひとつの感性の現れ方です。でも、どこか子どもっぽい。違和感大アリですよね。こうしたつぶやきをしていく前のココロの状態というのは、こんな状態です。プラスの言葉をつぶやくことは実は、自分自身で自分の機嫌をいい方面に取っていくというでもあります。

もちろん、他人に向けては、その人のココロが喜ぶような所作振る舞いをしていきます。からかってはいけません。普通に常識的に接します。人知れず、粛々と口癖や瞑想をしていく方がいいと思いますよ。

自分の機嫌は自分でとる、ということはもうかなり以前から言われてきていることです。テレビでお笑い芸人の芸を見て楽しむというのは、日々のリセットとして役割があると思います。わたしも大好きです。でも、それだけだとちょっと弱い。自立していく。自分で持ちこたえるには弱い。コトバで自制してくとグット人生に強くなれます。