ただ「プラス志向にしよう!」とか「明るい前向きな気持ちが大切!」と言われても、ではどうすればいいの?という疑問がわたしにはありました。言われてできる人もいればできない人もいる。わたしはできない方でした。

こうした自己啓発本とは関係なくインドの思想や仏教やチベット密教や心理学などの書籍は好きで読んでいたんです。それが、私の中でつながりました。そもそも、声明もマントラも瞑想の導入にしていた自己暗示なのではないか?

言霊というのは実は本人のココロのエネルギーのことなのではないか?どこにもそのようなことは書かれていなく読んだことがないんですが、真相はどなたか研究者や学者にお任せして・・。すでに解明されているのかもしれません、わたしが知らないだけかもしれません。話しを戻しますね。

コトバを整えるとココロも少しづつ整っていきます。お寺の座禅会とかヨガ教室に出向かずに、いつもムダ使いしている時間を利用します。歩いている時というのは音楽を聞いたりもでますが、結構勿体ない時間です。通勤中の電車の中でもいいでしょう。

無能唱元さんは歩行呪文法といっています。歩きながら望みのことばを呪文のように唱え続ける方法です。わたしも出勤時にしている方法です。無能さんによると、リズムの取りやすいのは8泊拍子の言葉ということです。

欲が高まりすぎるのは良くないと私は考えているので、「うれしい」「たのしい」「ありがとう」「感謝します」「ゆるします」というのがいいと思います。斎藤一人さんは「ついてる、ついてる」とか「豊かだな~幸せだな~」と自分にツキがつくような言葉、財運が豊かになってしまった過去形の言葉を勧めています。

無能さんは経営者向けの書籍でも人気の執筆者でもあるので、「財福生起(ざいふくしょうき)・心底奥(しんていおう)」(財産も福も生じてくる)とか、「財宝現前大特受(ざいほうげんぜんだいとくじゅ)」(大きな財産を受け取る)というコトバを作って勧めています。個人的には漢語は意味が分かりにくいので、簡単な言葉がいいと思っています。どれでも自分で気に入ったものを決めてくださいネ。

鏡に映る自分に向ってコトバを投げかける方法は天風会を創設された中村天風さんが勧めている方法で、無能さんも勧めています。お風呂やシャワーから上がった時に「わたしは成功する!」と肩の力を抜いて、できれば口癖でポツリとつぶやくととても効果的です。なぜかというと、必死になるのは良くないからです。反対側の負の気持ちが脇から邪魔をするんです。

必死になっている時人というのは不安感や恐怖心がどこかにあるものです。何かに対峙している部分があります。対峙しようとするとその敵にやられてしまうんです。敵を作らない方が賢いと思いませんか?「無敵」というと敵に対して強靭とか強いとイメージする方も多いと思います。でも、敵を作らないのも敵が無いから無敵でしょう?

瞑想でも無敵状態がいいんです。気楽な気分で言っていく。ゆったりしたリラックスした状態というのは風呂に入ったときやシャワーを浴びたあとなので、そうした状態でダイレクトに阿頼耶識に入り込むことができるからです。ソファーにゆったり座ってくつろいだ状態がいいんです。

とてもまじめで努力家でもうまくいかない方がいます。必死になると逆の、阻もうとする気持ちが強く働くようにココロができているからです。優勝目前で短いパットをプロゴルファーが外してしまうのは、阻む意識にココロが向かった結果です。たぶん、このリラックスしたうとうとした状態に導くために呼吸法=腹式呼吸があるのだと思います。

すこし本格的は瞑想には丹田呼吸とか腹式の呼吸法が取り入れられているものです。ヨガでも禅宗でも似ています。呼吸法は初期仏教の方法が秀逸です。へその下数㎝のところに丹田があります。ヨガではチャクラといいます。

ここを意識して腹式呼吸をしていく。腹式というのは簡単にいうと、息を吸っている時に胸がへっこみ腹を膨らませ、息を吐いているときに胸がせり上がり腹をへこませる呼吸の仕方です。最初は難しいかもしれません。でもできるようになると無意識でできるようになります。

普段はわたしたちは、息を吸うと胸が広がり、息を吐くと胸が縮みます。少し日常とは違う息の仕方です。この腹式呼吸が無意識に働きかけていくことは、昔の人は知っていました。東洋思想系の流れで受け継がれている呼吸法です。やり方は諸派さまざまで異なります。細かいことはいいんです。「自分の方法が正しい」ことにしたい人がこだわりたいだけです。気にしない、でいいんです。

発見した人はテキストを見てやってみたんではないんです。色々やりながら、「こんな感じいいよ~」と手を上げて周りに教えたのではないでしょうか。鳥が巣立ちで初めて大空に飛び立つのも、テキスト通りに翼を使ったわけではないんです。赤ちゃんが初めて立つのも教えていない。促す、キッカケがあれば、あとは自分の感性でなんとかなる。生物はそうしていける。人間も断然うまくいく。もっと自分を信じていいですネ。ご自分の「感じ」が正しいんですヨ!!

腹式呼吸がだいたいできてきたら、「吸います吸います吸います」と言いながら大きく大体の限界くらいまで息を吸い、「吐きます吐きます吐きます」と言いながら限界くらいまで息を吐きます。これで1セットです。

これを5セットでも3セットでもいいので繰り返します。相当勢いよくやります。最後のセットで息を吐いたら、「待ちます待ちます待ちます」と言ってからじっと自然に任せます。息をしないでじっとしています。すると、苦しくなります。そこで少しづつゆっくりと息を吸います。

ことばは発しません。ココロの中で丹田に意識を向けて「ふくらみ、ふくらみ、ふくらみ」とつぶやきます。腹式呼吸です。次は息を吐きながら「縮み縮み縮み」とつぶやきます。この呼吸を繰り返します。このときに、丹田に意識を集中するのがキモです。丹田も最初はどこになるかわからない。でも、だいたいココラへん?でいいんです。意識しようとしてやっていくとわかります。

丹田のあたりの状態が膨らんだり、縮んだりするのに合わせて言っていきます。アルボムッレ・スマナサーラさんは、自分の体という意識ではなくて、まるで他人事のような感覚で実況中継するように言うといいと仰います。こうして、カラダとココロを離していく感覚自体が瞑想なのだそうです。禅定といったことに興味がある人に向けた言葉といった程度に聞き取ります。(ヴィパッサナー瞑想)

「ふくらみ、ふくらみ、ふくらみ」「縮み縮み縮み」。「ふくらみ、ふくらみ、ふくらみ」「縮み縮み縮み」。丹田に意識を向けるようにしていく。でも、イヤなことやドーでもいいことが頭に思い浮かびます。そのときに「妄想妄想妄想」とその感情を指摘していく。昨日言われた上司の言葉がよみがえってきます。そうしたら「妄想妄想妄想」と3回つぶやく。

また、「今晩何食べようかな?」とドーでもいいことを考えたら「妄想妄想妄想」と3回つぶやく。「あートイレの掃除しなくっちゃ」で妄想妄想妄想」と3回つぶやく。ピンポーンと宅配便がきたら妄想ではないので、受け取りに行ってくださいネ。(笑)できるだけ、そうした中断にならない時間帯にしていきます!

顔や体がかゆくなったりします。そうしたら「かゆみ、かゆみ、かゆみ」と指摘していく。かゆくってもかかない。ここもキモです。ここで大人の階段を上がります。10分でも15分でもいいんです。30分くらいすると脳波にいい波ができることは科学的に発見されています。徐々に長くしていくと、いいことが起こると覚えておきましょう。

15分位したら、その腹式呼吸のまま、夢の叶ったイメージを頭に思い描きます。希望の会社で働いているイメージかもしれません。幸せな結婚生活かもしれません。ニコニコ笑顔の自分の姿でもいいんです。ココは、私のアレンジです。

初期仏教ではイメージはしません。ひたすら感情をなくそうとしていくのが初期仏教の方法です。真理といったことが大切な方なら、初期仏教でプロの指導をお勧めします。方法が確立されているので、長老の指示にしたがってくださいね。

全く瞑想法と関連していない、伊藤塾の伊藤真さんのイメージ作戦も秀逸です。司法試験や国家試験の合格請負塾を創設された伊藤真さんは「夢をかなえる勉強法」の中で、似たようなことを語られています。

弁護士を目標にしている生徒には、弁護士になってどの色のスーツを着てどのような鞄を持っているかまで鮮明で具体的なイメージをもつことが大切と語られています。このくらい具体的なイメージをココロに阿頼耶識に描きます。

こうした瞑想を電車の中でもしていいんです。車の運転中や自転車に乗ってしてはいけません。事故の元です。オフィスで仕事で疲れたらトイレの個室で休み時間にやってみてもいいんです。もちろん、自宅で時間を決めてしていくと、仕事の疲れも解消されます。

継続すると近い将来にいいことが必ず起こり出します。まず最初の変化としては、何もない日にも幸せな気分の自分を発見したり、怒られても平気な強い自分に気づくことになります。もちろん、失敗したら改善していけばいいんです。ただ、改善してく、そうした人間に変わります。

落ち込んだり、ひきずることはありません。妄想でココロを傷つけないから自信もついていくんです。これまでに経験したことが無い程の集中力が身についているんです。このことも、私は体験しているので、お勧めしてますヨ!!