2015スマフォ_スーツ優良な企業を選ぶことよりもはるかに重要なこと。職業を選択する上で知っておかなければいけないことがあります。その職種だから幸せになれないお仕事があるんです。

下の表はジャーナリストの渡邉正裕さんが調査・分析し今後もっとも見返りが期待できない、「重力の世界」の仕事です。

コールセンタースタッフ プログラマー メーカー開発者 DTP作業者・CAD設計者
半導体製造工 検査・組立工 計算事務員 IT保守管理・トラブル対応
農畜産作業員 遠洋漁船員 靴・衣服裁縫工 冷凍食品製造工

「企業ミシュラン」のシリーズを執筆されたジャーナリストの渡邉正裕さんは、グローバル化していく時代で、職業を大きく4つに分けています。世界のあらゆる企業がグローバル化していきIT化が進むことで、様々な仕事が様変わりしていき、その仕事の特徴を大きく4つに分類しています。

2.無国籍ジャングル 4.グローカル
1.重力の世界 3.ジャパンプレミアム

1.重力の世界とは、世界の中で一番為替の相場の低い国に流れていく川の下流域になる仕事で、最低賃金の水準に限りなく近づいていく職業です。

2.無国籍ジャングルというのは、能力第一主義で全世界を相手に勝負していく仕事のことで、勝ち残ることができると平均的な職業の数十倍~の収入を得ることもできる職業のことです。

3.グローカルというのは、日本人であるだけで強みがあって、その日本人独自の強みを知的に補強して高額所得を得ていく職業です。

4.ジャパンプレミアムは、日本人であるだけで強みがあって、技能的な能力で標準的な収入を得ていく職業です。

この1~4の順番で、日本人にとっての回避度・注意度の高い順番になると言えます。わたしの職歴でご参考までに1つお話しすると、わたしはプログラマー⇒システムエンジニアという仕事をしてきました。IT業界で携帯電話と基地局との通信ソフトを開発していたあるメーカーでは、

同じ開発チームにインド人とスウェーデン人が関わっていました。設計書はすべて公用語の英語です。メールのやりとりはもちろん英語。何がいいたいのか?というと世界経済のグローバル化の現状を知って頂きたいからです。あるベンチャーIT企業で働いていたときには、その企業では新卒の韓国のエンジニアを正社員で雇用していました。

べつの開発では中国人エンジニアのチームが開発をしている。日本のだれもが知っているメーカーでのことです。なぜ国際混合チームで開発したり、韓国や中国の方がたを日本に招き入れて働いて頂くのか?というと、為替の低い国の安い人件費で高い技術力を得ることができるからです。

中国人のコンピューター言語やソフトウエアの開発技術は日本のエンジニアよりもかなり高い。そして給与は安く済みます。

百均の製品の製造やユニクロの衣類品の製造の工場が中国であったり、昨今ではベトナムなどに作られている。工場が海外に出向いているだけでなく、国内で日本人があたりまえに働けた仕事がじょじょに、為替の低い国の人々に奪われていく、ということの例です。

わたしは、Windowsのパソコンを使っているのですが、購入まぎわに不具合があったときにサポートセンターに電話しました。もちろん日本語でサポーター対応してくれたのですけれど、ネイティブスピーカーではない、つまり日本人ではないことは会話をしてすぐにわかりました。たぶんインドの方とやりとりしたのだと推測しています。

サーポートセンターやコールセンターのお仕事はいまでは、センターに出勤して働く形態から、自宅の好きな時間にアルバイトするような感覚でできる時代になったのだと知ったのです。

すべての職場がそのように変わる、と言いたいのではありません。わたしのいまの仕事は不動産業です。顧客の室内でエアコンの不具合があるとダイキンのコールセンターに電話することがありますけれど、そこはすべて日本人スタッフです。

プログラマーの仕事でも、コールセンターも、業態や顧客特性が異なる場合にはひとくくりにでいませんけれど、渡邉正裕さんが調査・分析した結果、「重力の世界」の仕事になっています。

当ブログでは、面白法人カヤックというIT企業もお勧めしています。もちろん、カヤックさんにはプログラマーのお仕事があるハズですけれど、ず~っとプログラマーでいるのではなく、システムエンジニアになることをお勧めしているんです。(ハヤガテンされませんように)

プログラマーは重力の世界な仕事ですけれど、システムエンジニアはグローカルなお仕事です。日本人を顧客とした場合、設計書を考え作成するのがシステムエンジニアの仕事なので、グローカルなお仕事となって高額所得を得ていく職業になるのです。

就活生には、総合職を狙って就職活動されている方が多いと思います。職種ということで言えば、総合職は企業の本部付きという程度であって何をするかは人事部お任せといったことになるでしょう。ならば、専門職の方が安全なのかもしれません。

真面目に一生懸命、額に汗をかいて働くとそれなりに幸せになれた時代は終わりつつあります。その職種だから幸せになれないお仕事が世の中にはある、ということを、すこし頭の隅に入れておかれて損なことはないと私は思います。