今年(2014年)1月に発行された「隠れた名企業」には知るとぞ知る業界シェアトップの日本メーカーがまとめられています。
その掲載企業の中でわたしの目にとまった最初の企業は実は、フットマークという企業です。

取り扱い製品は水泳用品、学校体育用品、介護用品、健康スポーツインナーなど。創業1946年、資本金:8500万円、売上高:40億円、従業員:74名の中小企業です。実はこのフットマークでは新卒採用を今年の3月に終えてしまっている。なので当ブログで紹介することを控えていました。

今日調べていくと、2015年度の新卒採用を開始しているとホームページに掲載されていますので、紹介させて頂きます。そして、来年度以降に就職される方々も当ブログをご覧になっているに違いない、そうしたあなたの就活の参考にしていただけたら、と思います。リクナビなどで募集をしている企業ですヨ。

事業所の住所は東京都墨田区緑2-7-12となっています。中小企業を選ぶ際に大切なことはその企業の生い立ち、歴史です。ベンチャー企業ならば、漠然とした「いつか上場してみたい・・」といった経営者ではなく、企業理念のしっかりとしたトップの考え方をよーく調べましょう。

伸びている企業は、以前は「顧客第一主義」といったものでした。ところが、今日(こんにち)では、合わせて社員の幸せも企業理念になっている企業が伸び続けていくのだと思います。たとえば、伊那食品工業は、そうした社員の幸福を追求していますし、未来工業などもそうした企業の1つですね。

未来工業は、一時期転職市場でも転職希望者の人気企業ランキング上位に名を連ねていた企業です。微妙に話しが脱線してしまいましたね、ゴメンなさい。もどします。

フットマーク株式会社の企業理念はとってもシンプルです。

・私たちフットマークは、健康に役立つ創意あふれる製品を開発し、 広く社会に貢献しよう。
・私たちフットマークは、つねに誠意をもってあたり、 よりよい足跡をのこすよう努力しよう。
・私たちフットマークは、仕事を通じて心身ともに、 豊かな人間に成長するよう心がけよう。

実際の会社の歴史に目を向けてみましょう。
フットマークは、赤ちゃんのおむつカバー、リックサックなどのゴム製品の製造販売からはじまり、大人用おむつカバーを開発しました。高齢者社会となるずっと前。いまから40年以上も前に開発しているんですよ。そして水泳用品の開発では、1972年に水泳帽子国内シェア・ナンバーワンとなり 日本水泳連盟推薦の水泳帽子となりました。さらに、アメリカ、カナダへ水泳帽子を輸出していくことになります。

繊維メーカーの東レとかテイジンさんとかの大企業ではなくって、ちいさな1企業がこのような製品を開発しているんです。2014年現在ではこのフットマークの総売上の70%が水泳関連用品となっています。その水泳用品での最近の新商品は、「クロールで25」です。

あなたは使用されたことがあるでしょうか?この「クロールで25」は、水泳が苦手なお子様向けに開発された商品で、水着自体に浮力をつけている画期的は水着です。この「クロールで25」は今では学校からの問い合わせが多いのだそうです。

近年での商品開発では、東京大学との共同開発により、フィールアライナという歩行支援タイツを製品化しています。フィールアライナというタイツは、開発当初は高齢者の歩行時の転倒防止を目的としていました。現在では、「正しく美しい姿勢」のための姿勢補正タイツとして高齢者以外のかたがたの需要が高まっています。

辛いひざ痛や腰痛防止の効果もあり保湿性の高いフィールアライナは人気の商品です。

中小企業という言葉の響きは「大手企業の下請け」といったところがあるでしょうか?確かに自動車関連産業ではそうしたイメージが高いでしょうか。でもそうした「下請け」といったイメージとは異なる企業が中小企業にはたくさんあります。

フットマーク株式会社がもとめる人材像は、

・自ら考え行動できる人。
・チャレンジ精神旺盛な人。

となっています。

むつかしいことではありません。

たとえば、あなたが水泳が苦手な小学生だったとします。
どのようにがんばろうとしてもなかなか泳げない。顔を水につけることが怖い。「もっとみんなと同じように泳がたらいいな・・・」と子供の頃に思っていた。

そして、いまの小学生にもわたしのあの頃と同じように「みんなと同じように泳げたいいな・・」と思っている子がいるかもしれない、と思える優しさ。それが考えるということです。

そして、そうした社員のかたがいたからこそ、「クロールで25」という夢のような製品が開発されたのではないでしょうか?

優しさがあるとお客様の望みについて考えていくことはできるんです!そして、こうした優しさのある若い方はかなりいるとわたしは思います。

先週のBS朝日で放送された「トップランナー」という対談番組で、僧侶で作家で文化勲章を受賞されている瀬戸内寂聴さんは、若者の特権、若者にしかできない若さの象徴を2つ上げています。

あなたはなんだと思いますか?

それは、「革命」と「恋愛」です。と瀬戸内寂聴さんは仰っていました。革命というのは、フランス革命でもロシア革命でも中国の革命もありました。この日本では明治維新というのも1つの革命に違いはありません。植民地支配から独立していったアフリカ諸国。

瀬戸内寂聴さんは、そうしたことでなくっても、ひとりの人間の中で日々新しいことをしていくことも革命とおっしゃいます。このフットマーク株式会社がもとめる人材の「チャレンジ精神」ということが、つまるところの瀬戸内寂聴さんの仰る「革命」なのだと思いませんか?

「恋愛」については、今回の趣旨にあいませんが、寂聴さん曰く、「恋愛したとたんにそのひとは美しくなる・・」とおっしゃっています。面白かったのは、インタビュアーの野際陽子さん(喜寿:77歳)に向かって、「十代の彼氏がいい・・」と相当マジで勧めていたところです。

野際陽子さんには一般的な恋愛でなくっても、「今日何しているかな・・」と思える人をつくるのがイイのだと瀬戸内寂聴さんは仰っていました。「そういえば思い当たるフシがあるんです・・」と乗り気だった野際陽子さんはいつも若々しくってわたしは好きです。

「就職」という言葉の響きから、「できれば就職したくない・・」「楽しく気楽にしていたい・・」といった気持ちが湧いてくるそんな若者も多いのでは、と推察しています。

でも、就職の先に実は大きな人生の醍醐味がある

あなた自身が仕掛けていくこと(=チャレンジすること)ができるとその人生の醍醐味を味わうことができる。中小企業では「仕掛けている」企業をさがしていくとイイとわたしは思います!!