ほっともっとのCMで、最近、「金芽ごはん」という新しい?ごはんを紹介しています。
金芽というのは、面白い表現ですね。
お米は精米したものがスーパーやドラッグストア、もちろんお米屋さんなどの店頭に並べられて売られています。お米屋さんでは、玄米つまり精米していないお米を入荷して、お店の裏にある精米機で精米して販売しています。お米のもみ殻を剥いた米が玄米で、その周りの皮の部分を取り除いて食べやすくしたのが白米ですね。
米ぬかというのを知っている若い方は、そう多くないのかもしれません。ぬかずけを食べたことがありますか?
米ぬかを発酵させてそれで野菜を漬けて漬物にして食べることを、ほんのちょっと前の日本ではどの田舎の家庭でもしていたことです。漬物には乳酸菌がいっぱいあるので、安価に乳酸菌と食物繊維をとることができる、すぐれた食習慣がありました。
そういえば、このような日本の伝統食を世界遺産にしょう!という動きがあるようですね。何が日本の伝統食なのかは詳しくありませんが、出汁(だし)のうまみを使った汁物やこれからのシーズンに欠かせない鍋はもちろん日本の伝統食ですね。
白米とぬかのどちらに栄養素が沢山あるか?というと、ぬかに軍配があがります。意外でしたか?圧倒的に栄養があるのは、玄米で次が金芽ごはん(=胚芽米)、最下位が白米となります。ぬかの部分を取り除くととても食感がいい、おいしいごはんに仕上がります。
この白米はおいしんです。でも、栄養価は極端に低くなるんです。それでも、栄養方面よりもおいしさを優先して殆どの方々や外食産業でもコンビニでもおいしい白米を並べている。そしてわたしたちは食べている。
ここに来ての健康志向も手伝って、ヘルシーなお弁当が良く売れているようです。そして、ほっともっとさんでも、胚芽を残したお米=「金芽の米」を売り出そうということなのでしょう。胚芽にはとても栄養があるんですよ。
さらに栄養価が高いのが玄米で、からだにはそれはそれは、とってもいいんです。
玄米よりも食べやすくっておいしい、食感もかなり良くて、栄養もあるのが胚芽米です。この胚芽米はスーパーでも購入できますよ。もちろん、お米屋さんで、「胚芽米でお願いします。」といって精米してもらうこともできます。
五穀米とか十穀米というものが通販とかテレビショッピングなどでも好評です。米以外の雑穀(キビ・アラ・ヒエなど)もとても栄養価が高いです。
ご自分でごはんを炊くことが無い方なら、ぜひ、金芽ごはんを1度食べてみてはいかがでしょうか。
このところ、一気に冷え込んできました。冬でもアイスクリームを平気で食べてしまう方もいるようですが、はやり、寒くなってくると冷たい飲み物ではなくって暖かい飲み物が欲しくなるものです。漢方の薬剤師さんに聞いたことですが、ダイエットなどで一日に沢山ミネラルウォーターを飲まれる女性が多いそうですが、おなかを冷やしてしまってあまり良くないそうですよ。
夕食の時間から寝るまでの間には何を飲みますか?
お茶はカフェインが含まれているので、寝つきが良くなくなってしまう可能性があります。白湯がとても体にはいいようです。アーユルベーダ(インド伝承医学)の書籍には、夕食後にちびりちびりと白湯を飲むのが、体内の老廃物を排泄していくのには、とてもいいということが書かれています。万病にも効く、と言ったことが書かれています。
確か、海外のファッションモデルさんも白湯をよく飲まれているようですね。管理人は、韃靼そばのお茶を飲むのが好きです。いまもそば茶をわきに置きながらこのブログを書いています。
スーパーのお茶とか紅茶とかコーヒーの置いているコーナーにはそば茶も置いています。できれば「韃靼(だったん)そば」がおいしいです。普通のそば茶は味が淡泊に管理人は感じました。とても香ばしくて香りもあってノンカフェインなので韃靼そば茶は夜に最適です。
そばは、雑穀の一種で、ビタミンB1、B2の含有量は穀物の中でも最高です。韃靼そばにはルチンも沢山含まれていて、血管にも大変いいんです。ルチンはポリフェノールの一種で動脈硬化や高血圧を予防してくれる働きがあるんです。
では、体に悪いのもは何なのか。実は、油が酸化したものは、とても体に悪いことがわかっています。油で揚げたものが時間が経つと酸化してしまいます。フライとか天ぷらが日にちが経つとよろしくありません。カップラーメンも、実は油が酸化してしまっているので、体にはよろしくないんです。
昼食でも、毎食カップラーメンが欠かせない方が職場に沢山いらっしゃいます。おいしいんですが、多分体にはよろしくありません。栄養価はとても低いでしょう。
口にはおいしいので、ほどほどに食べてもいいんです、でも、体にいいものを普段は食べる、という習慣がつくといいんです。病気は遺伝という人がいます。確かにDNAの部分もあるでしょう。でも、そのこと以上に、食習慣をうけ継いだために病気になってしまう、ということのほうが可能性は高いのではないか?
というのも、食習慣を変えることで病気体質を変えていくこともできるからです。週の1日くらいは、口が喜ぶものを口にしてもいい。残りの6日は、体が喜ぶものを食べる、というのが健康でいられてストレスも感じない食事の仕方でお勧めです。
「粗食のすすめ」の受け売りの嫌いがありますが、若い方ならごはん中心の食事が一番いいんです。白米でもいいんですが、胚芽米や玄米にできるとグット健康になっていけるんですよ。