今回は社会経験のある方に向けて、こんな企業がありますよ!ということで、オークヴィレッジを紹介させていただきますネ。(新卒のかたにも向けた内容のつもりで書かせていただきました)

オルタナという月刊誌で今年(2014年2月)刊行された「グリーン天職バイブル」という特集記事には、経営者103人による自ら起業または経営している企業・NPOのコンセプト・歴史などが肉筆で語られています。

その特徴はすべてこれからの世の中を普通でないほど良くしていきたいという志に満ちています。設立間際のベンチャーや営利を目的としていないNPO法人、老舗企業などのコンセプトが明快で、めざすところが独自で詳しいです。

「どこにも自分の居場所となりそうな職場がない・・」といった本物志向の若者は多いハズ。個性豊かな経営者の志で、あなたの働く居場所を探す、ということも転職を希望の方はもちろん就活されているかたにお勧めしておきたい1つの方法です。

わたしも最初の転職では、ホントにやりたいこと、しておかなければならないコト、で選んだ過去があり、若い時期には損得勘定を抜きにしてやっておくことで、やらなかった後悔、できなかった後悔のないその後を生きていけるとわたしは思います。(もちろん天職として続けていくことのほうがイイに決まっています!)

これから転職したいという方ならば、企業や社会といったものが具体的にわかり、「今までのようではない(=オルタナ:alternative)」働き方がしたい、というかたも多いんだろうと想像しています。

このオルタナの「グリーン天職バイブル」は転職希望者も新卒者のかたに向けても編集されており、かなり使えます!気になった会社・法人。「こんな生き方もあるんだな・・」といったこれまでにない発見をするかたも多いことでしょう。

10年以上前のこと。NPO法人が流行った時期がありました。そして、かなり多くのNPOがこころざし半ばでなくなりもしています。わたしならば、資本金のある程度大きなNPO法人であれば、ある程度の計画性や「はやる気持ち」のみでない堅実さがあると見立てます。ザックリいうと1000万の資本金。

このオルタナの「グリーン転職バイブル」の中で今回は、オークヴィレッジを紹介します。「100年かけて育った木は100年使えるモノに」という設立当初の志をいまなお守り抜き、そしてあらたな面白い事業(国産のアロマ)を立ち上げています。

オークヴィレッジの設立は1974年で今年(2014年)の8月で創業40年という企業です。代表取締役で創業された稲本正さんは変わった経歴の方です。立教大学で原子物理学を学び、大学の講師の職についた後、ハローワークの職業訓練から木工職人の道に進まれたかたです。

原子物理学の世界から自然回帰方面に生き方を変えるということはこの稲本正さんの他にもいて、亡くなった高木仁三郎さんも似たような経歴のかたですよ。最先端の科学の世界からホントのエコロジーを追求する。

高木仁三郎(元原子物理学者⇒脱原発運動)さんは、日本国内では知る人ぞ知る方で、海外メディアでは彼の放射線に関する情報が信頼性が高いとして国内の事故に関する情報として最ももとめられたことがあります。元TBSアナウンサーで日本人で初めて宇宙飛行士となった秋山 豊寛さんも宇宙経験ののち農業へ転職されています。

なにが言いたいか?というと稲本正さんは、ただの変わり者でもないですよ、ということです。むしろ、「先の見えない世の中」と世間で言われるようになる20年前にすでに目指す方向を見出していた、そんなかただとわたしは思います。

このオルタナの「グリーン天職バイブル」での稲本正さんのことば。

「わたしは原子物理学を42年前に辞めて、東京から飛騨に移住し『自然と共生するモデル』『緑の工芸村』構想を具現化してきました。そして、日々新しい作品に挑戦し、日々使っていただいている人とコミュニケーションを取り、日々オルタナティブな持続可能な社会の実現に向け努力し続けています。

・・今後も『環境哲学を頑として守りながら確実な経営』を行っていきたいと思います。・・・

あまりにも変化の多い世界情勢と国内情勢の中で、大切なものがみえなくなっている人が大勢います。特に、『若者の安定志向』が浸透しつつあります。しかし、よく考えてみると、たとえば一昔まえは、『某電力会社』は最も安全な企業と見られていたのではないでしょうか

『公務員は安全だ』と思っている人も多いと思いますが、しかし、日本という国は1000兆円の借金を抱え、公務員の財源を縮小しないことには絶対やっていけません。

わたしは『自由に判断し、どんな事になっても、悔いの残らない生き方をしたい』と思っている人間のひとりです。

・・適当に働けば自然の中で楽ができそうだ、などと間違っても思って欲しくありません。自分に一番なにが向いているかを、真剣に考えて欲しいのです。」以上、稲本正さんの言葉の抜粋でした。

新卒のかたにとっては難しいことなのだとわたしは思います。世の中に出てなにかの仕事を真面目にしていくことで初めて、自分には向いているとか向いていない、ということがわかるものだからです。そして、こうした理想を求めるような方々は真逆の世界にいたからこその、反動のチカラに満ちている。

そうした部分では1度以上の社会経験をされた方にとって、発見の大きい求人ではないかな?と思います。

オークヴィレッジについて。

設立:1974年、資本金:4740万円、従業員:53名、本社住所:岐阜県高山市清見町、業種:家具木製品製造業、木造建築設計施工。

就業場所:高山本社、東京オフィス(東京都新宿)
勤務時間:8:00~17:10、休日:年間87日以上、日祝、第2土曜日、ショールーム勤務の場合シフト制、夏期休暇、年末年始休暇。

給与:月給16万円~(能力・経験により決定)試用期間:3ヶ月、未経験者は1年間の契約社員期間を経て正社員登用。福利厚生:各種社会保険、通勤手当、住宅手当、家族手当。

以下は帝国データバンクによる調査内容です。

取引銀行:十六銀行、大垣共立、北陸、商工中金、飛騨信組。

仕入先:カネモク、昭和木材、タケダ産業、飯野産業。

販売先:阪急阪神百貨店、高島屋、ミズノテクニクス、フェリシモ、カタログハウス、伊勢丹など

            売上高    純利益
2011年  9.81億円  142万円
2012年  8.52億円  41万円
2013年  8.55億円  326万円
以上、帝国データバンク会社年鑑によります。

ひとりあたりの売上高はおよそ1600万円の企業ですね。黒字を出して税金を納めることにしている。堅実な企業であり、歴史もあります。アロマ事業、国内の樹木からのアロマ抽出という国内には他にない挑戦をしています。アロマの研究開発に設備投資してきたことが利益額で見て取ることができるとわたしは考えます。

2014年8月30日現在、新卒採用は行っていません。中途採用はスタートは契約社員からになります。

中途採用の募集職種は、

1.WEB業務(正社員・契約社員):Photoshop、Fireworks、Dreamweaverの基本的な操作の出来る方、HTML・CSSの基本的な知識・理解のある方。

2.営業(正社員・契約社員):営業経験があり、知力体力に自信のある方。設計業務およびインテリア関係の業務経験者の方、優遇いたします。

3.自由が丘ショールームスタッフ(正社員・契約社員):インテリア関係の接客販売経験および設計業務経験のある方、優遇します。

4.高山ショールームスタッフ(アルバイト):接客業務経験必須。明るくて前向きな姿勢をもち、知力体力に自信のある方を希望します。

となっています。

【新卒採用のスケジュール】2014年8月30日現在新卒採用の募集はしていません。2015年度の参考のために2014年度のスケジュールを記します。

2014年3月1日~ 応募受付開始
2014月4月 会社説明会(本社・東京)
2014年4月30日 書類応募締切
2014年5月上旬 一次面接・筆記試験
2014年5月下旬 二次面接
2014年6月上旬 内定

2015年度の新卒応募される方は、3月からスケジュールが開始されることを頭の隅においておきましょう!東京近郊にお住まいのかたにも、心機一転飛騨の自然の中で生活してみよう!というかたにも「こころざし」を大切にしたい方におすすめしたい企業の1つです!